幼い日
夕方帰り道
ぽつぽつと灯がともる家々
懐かしさの中
底知れない心細さ
寂しくても不安でも
明るい朝は無情に訪れる
いつもとかわらずに
つらくても悲しくても
時間は平然と流れていく
いつもとかわらずに
恐怖、孤独、絶望
薄い皮一枚隔てた世界で
果てしない闇が渦巻く中
何事にも関心がないかのように
いつもと同じ日々を過ごす人々
たわいのない会話
傷つき疲れていても
立ち上がれないほど苦しくても
それでも
あなたは笑っている
あなたは明るく振る舞っている
額に汗を浮かべ
自分の役目を懸命に
お疲れさま
本当に本当に
お疲れさま
星のかけら
月のしずく
このろくでもない世界に
少しずつ少しずつ
満ちていきますように