新曲譜読みに着手してから、1年経とうとしています。

他の曲と楽譜を入れ替えるのを不精して、そのまま暗譜で弾いてみたら、最後までできました!

今月は殆ど練習できておらず、この曲は暗譜練習していないのですが。

いつの間にか体が覚えてるもんですね〜。


しかし、途中から弾くと分からなくなるので、本番暗譜は通用しません。今年は楽譜を置いて演奏します。


暗譜ができると、より作品を体内に取り込めるのが嬉しいです。

目を閉じると、曲の世界が広がって、イメージと音色に集中し、同化(作品と自分との深い繋がりが生まれる)するのを感じます。

視覚を遮ると、他の感覚が敏感になるというのは本当ですね。


完全に暗譜してこそ、漸く演奏らしい演奏になる気がします。

これは私の場合です。

コンサートで楽譜を置いて演奏されるピアニストもおられますから。

暗譜推奨者ではないですよパー


私は楽譜を見ていると、あちこちに意識が行きがち。

練習では色々考えながら楽譜を読んでいますが、それはやはり練習の域です。


本番での演奏は、なるべく考えないようにしたい。

全てが自然に沸き起こるように。

勝手に手が動いて、音楽が生まれるように。