先日は大学の合同同窓会に行きました。

母校の大学は廃校となり、同窓会もその日を最後に解散。

とても寂しく悲しいですが、出席できたことは嬉しく思います。


卒業以来、約20年振りに友人と再会しました。

彼女は、入学式の日からの友達です。

初めてのヨーロッパ旅行も、彼女と行きました。

大学生活での一番の友達。

年賀状のやり取りのみで続いていましたが、今年年賀状じまいをしてしまい…。

彼女の方からLINEが来て、同窓会のお知らせをくれました。(LINE交換していなかったのですが、連絡先で繋がっていたのか、LINEに私のアイコンが出て来て連絡をくれたらしい。ミラクルキラキラ)


スライドショーで、大学の写真(出席者から募った思い出の写真の数々)が映し出されました。

何期生という括りがなく、全卒業生と教職員が参加できる会で、写真の中の人達の髪型がその時代を物語っていました(笑)ご年配の方が多く、私達は大分若い方でした。


「スピーチまたは、ピアノ演奏のできる方は是非弾いて下さい」と実行委員の方が仰って、友達に「弾いて!弾いて!聴きたい」と促され、急遽演奏させて頂くことになりました。

暗譜で弾ける曲があって良かった。楽譜なんて持ってないもの。

まさか弾くと思っていなかったので、かなり緊張しましたが、皆さん喜んで下さいました。

このような記念すべき会で演奏できるなんて、光栄です。


1回生の時に、チュートリアルクラスという、ホームルームのようなクラスがあり、その担任の先生がいらっしゃいました。

ご挨拶させて頂くと「名前は覚えてないけど、顔はしっかり覚えてるよ」と。

また、「私は70歳からピアノを習い始めて、今練習しているの。さっきの演奏とっても素晴らしかった!あれだけ弾けるのは凄い」と仰って、ピアノのお話もできたのが嬉しかったです。


恩師であるゼミの先生にはお会いできず、残念でした。

ご存命でいらっしゃるのかどうか…。

2回生の時に、どの先生のゼミにするか決めるのに、研究室訪問をする時期があります。

その時に、先生から「あなた、一緒に文学をやらない?」と声を掛けて下さったのです。

先生はイギリス専門ですが、私はフランス文学をやりたいのをご存知で、「イギリスでなくても構わない」と。

私は喜んで先生の研究室に入り、2年間お世話になりました。

お陰様で、もうこれ以上の論文は書けない!という位、力作の卒論を書き上げました。

もし先生の研究室でなかったら、書けなかったと思います。


最後は皆で讃美歌を歌いました。

学内チャペルで礼拝の時間に、よく歌ったのを思い出して懐かしい。