レッスンにて。
前の記事で辛い辛いと言っておったインヴェンション11は、また課題を与えられましたが、
「一旦離れたいです」
と先生にお願いしました。
次は華やかな曲が良いでしょう、と12番を頂きました難しそうだけど、明るい気持ちで頑張れそうです!
コメントでのアドバイスや励まし、ありがとうございました
練習曲ラジリテを見て頂きました。
「オペラさんは、本当に細かく曲のイメージがあるんですね。それはとても素晴らしいし、大切なことです」
「ですが、イメージや表現したいことが先行して、指が滑ってしまう所があります」
と言われました。
その通りであります。
ゆっくり部分練習も頑張っていますが、通して弾くと、「次はこんな音〜」「広がってゆく〜」イメージに取り憑かれたようになってしまうのでした。
プロの演奏家は、自分の出したい音・表現したいイメージをそのまま演奏で音にできるのだろう。
私は何でも「自分の思う音」にできる技術がないので、演奏で見せたいイマージュの殆どを出せていないように感じます。
しかし、先生は「イメージを持っているのが分かる」とよく仰るので、技術は未熟であっても、伝わる部分があるようです。
表現先行になってしまうけど、目指すべきものが見えているから、そこへ辿り着く為の技術を磨いて行けば良い。
私のような表現先行の生徒は、先生にとったら教え易いかもしれない。
ラジリテで和声を教わり、私の持っているイメージが、より豊かに表現できるように指導して頂きました。
そして、弾き方について習います。
もし反対に、技術は高いけれどイメージを持っていない人だったとしたら、教えるのが難しそうですね。
話が戻りますが、インヴェンション11の練習が辛かったのは、どういう風に弾きたいか、イメージが湧いて来なかったのが要因です。
課題をこなして弾くだけ。指の運動みたいになって来ます。
曲との相性が良くないと、こうなるんだな…。
11番のレッスン、かなり先生を煩わせてしまったかと思うのですが、根気よく教えて下さって感謝しています。