「レントよりも遅く」が再開後の初ドビュッシーになりました。


今弾いているポンセの曲に似ているな〜と思って楽譜見たら、平行調でした。

独特なリズムの効かせ方や音の形、雰囲気のニュアンスも、何だか似ている。


運指がよく分からない箇所が幾つか。書いて欲しい部分に指番号書いていない。

有り得ない指番号が書かれており、びっくりしてSNSに上げたら、CDも出しておられる有名なピアニストさんから丁寧にコメントを頂きましたびっくり指番号が省略されていたようです。


他の曲もあるし、指の調子で休み休み練習なので譜読み遅いですが、今年中に弾けるようにしたいと思いますニコニコ



息子がピアノで遊んでいて、「ミレミレミレミレ…」と弾いていました。

えっ、これは…!

エリーゼのためにやん!

直ぐ音に反応してしまう私。

ピアノに興味無い息子に良いきっかけだわ!と、「ミレミレミシレドラ〜」と弾いてみせて、「これはエリーゼのためにという曲やで」と教えました。


それ以来息子は、時々ピアノの前に座って「ミレミレ」と弾き、「この続きは何?」と聞いて来ます。

偶然にしても、曲を自分が弾いているのが嬉しかったようです。

「お母さん、両手で全部弾いて」と言われてしまいました。


楽譜、置いておいたら良かったな。これを弾いていたのは息子と同じ年くらいの頃で、初めて練習曲以外の曲が弾ける喜びで溢れていた思い出。

しかし一方では、当時の私は「どうせならショパンが良かったな」と思っていました。丁度、ドラマ「101回目のプロポーズ」をやっていた時代で、『別れの曲』に憧れていたのです。

エリーゼのためにって、ピアノ弾く子は誰でも弾いてるやん。ショパンとか、周りの子が弾いていない有名な曲を私は弾きたいのにえーと少々拗ねておりました。


小4の頃、クラスにピアノ教師の娘がいて、ショパンの幻想即興曲を学校で弾いていました。

それで更に拗ねてしまいました。

私は「エリーゼのために」だけで、後はずーっと練習曲にソナチネ、ソナタです。

ピアノ教師の娘が羨ましくて仕方ありませんでした。

なにさ、私だってピアノ教師の孫やんかプンプン


その頃から、要領良く練習するようになりました。

「この本をさっさと終わらせれば、ショパンが来る」と思って。

練習は好きではなかったから、楽譜を直ぐに覚えて高速で弾く練習。(その時は速い曲、モーツァルトが得意でした)

練習に時間をかけず、どんどん仕上げて合格しました。

その能力、今欲しいチュー


初見で結構弾けたから、1.2回通して暗譜完了。

後は楽譜を全く見ない。楽譜の方に目を向けていても、私は弾いている間に余所事を考えたり、空想に耽ったりしていました。

ピアノを弾いている間だけは、空想の世界に行っていても怒られないから。(ボーッとしてないで何かしろ!とよく母に怒られました)

その頃からよく、音楽から物語を作っていました。とても自然に、無意識に創作されます。

物書きする際は音楽を聴くことが多いですね。インスピレーションが湧く。大学の卒論書くのに、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を毎日リピートで流していました(笑)難しい哲学的な小説を扱っていて、行き詰まったらラフマニノフ聴いて、「あ!こことここが繋がった!(閃き💡)」みたいな。


そんな練習の仕方でしたので、あまり身に付いておらず、大人になってからは、ピアノの弾き方をすっかり忘れてしまいました。

難しい曲を与えられることもなかった為、挫折したり苦労する経験が無く、余計に記憶に残らない。

けれども、忘れてしまっているお陰で、弾き方についてご指導頂く時に、何でも受け入れられる態勢になっていますウインク

ハイフィンガーで習ったかどうかさえ、記憶にありません。祖母に習いましたので、恐らく旧式ハイフィンガーだったろうと思います。

ダンスで染み付いた姿勢の方が、奏法を習うのに弊害になっている気がしてなりませんあせる