ハノンとインヴェンションのレッスンでした。
ハノン
ハノンのスケール・アルペジオは短調をやっています。
先生は私が疑問に思ったことは何でも答えて下さるので、質問が多くなります。
「音階、何で上がる時は♯が付くのに、下がる時は全部♮になるんですか?」
同じ音階なのに、帰って来たらキャラ変わってるやんと思いまして。
先生は、下がる時も♮にせずに弾いてみせて「これだと自然に聴こえないです。自然に聴こえるようにだと思いますよ」と仰いました。
わぁー!凄いっ!上手いことできてますな
錯覚なのか何なのか?♮にしたら違和感ない。
これ考えた人(誰やろ?ピタゴラス?)すっごいわ!
音楽は深くて面白いですねずっと考えていられるから飽きません。
それにしても、カデンツがなかなか覚えられないです和音苦手。これ覚えたら便利なんですが。
いつも「この和音はSっぽいけど、Sかな?」と辞典代わりにハノンのカデンツを見て確かめております。
こんなに大事なもんだとは、ピアノ再開するまで気付きませんでした。
インヴェンション
インヴェンションは「まだ半分しか弾けないです」と申告しました(笑)
練習不足であまり弾けないので、調の話になりました。
インヴェンションがどう転調していて、どんな調性の関係になっているか?ということと、何調か分かる方法を習いました。
新曲の譜読みでも、調が気になって気になって仕方なかったので、とても嬉しかったです
昔から、曲の中で私の好きなポイントは、転調の仕方なんです。転調すると「おおっ?!」って興奮します。
長調ー短調に変わるだけでもハッとさせられる曲ありますね。
しかしながら、インヴェンションは転調多いのに、いまいち興奮しないです…。ごめんね、バッハ様。
知りたいことが沢山分かって、楽しいレッスンでした。
「今日のお話、メモを取って帰って良いですか?」
と言うと、少しレッスン延長して時間を頂き、先生は私が書き取れるように、ゆっくり分かりやすく説明して下さいました。
これで作曲のレトリックが見えて来たら、もっと面白くなるだろうな