大阪中之島美術館へ行ってまいりました。

ダリ、マグリット、デ・キリコ、シャガール…好きな画家が沢山。


20世紀美術の挑戦と発展、かなりボリュームがあり、じっくり見て回りました。


刺激をいっぱい受けて、子供時代の不思議な感覚になりました。

幼少期から中学まで、私は現実と空想の区別が付かず、幻覚のようにイマージュをよく見ていました。

絵を見ると、その頃と同じような感覚になります。

こちら、何か本を読んで空想の中で見たイマージュにあった気がして懐かしい。『銀河鉄道の夜』だったかな…。


パリは一度しか行ったことはないけど、とても懐かしいのです。フランスの景色や街並みは、よく空想の中で見ていましたから。絵や写真を眺めている内、空気や匂いまでリアルに感じます。

モノクロ写真の、対比、光と影、惹き付けられる。



無意識の領域、シュルレアリスム。

人、科学、自然。

破壊と創造。

デフォルメ。

常に反対側に意識が向けられます。

日常のありふれたもの、均衡のとれたもの、正しいもの、美しいもの。

そうでないものを、見たがる、求めてしまう、それは本能でしょうか?怖いもの見たさ?興味?

音楽でもありますね。和声音・非和声音。不協和音。


ダリの作品の一部分。水溜りの細かい描写にハッとさせられました。

非現実の中のリアリティの面白さ。


写真撮影可能な作品は多いですが、このくらいにしておきます。


平日で、私は会社が休日で、人が少なく、ゆったり過ごせました。

しかし、作品達の刺激が脳内を駆け巡り、身体にのしかかる重みは疲労感?

20世紀美術作品の強さを体感しました。