奏法についてメモ✍️


声楽=ショパン→ドビュッシー

オーケストラ=リスト→ラヴェル


ショパンは声楽。ピアノが歌うように作曲し、歌う弾き方。力ずくでは弾かない。タッチで音色と響きを多彩に引き出す方法。

ドビュッシーはショパン奏法をよく理解していたらしい。


リストはオーケストラ。幅広く壮大に音を出す。その為に指の力が必要で、重い鍵盤のピアノで筋トレのような練習をする弾き方。

ラヴェルもオーケストラのように(ピアノ曲も)作曲している。


ショパンは弾き易くできている。難しいと言われるエチュードも、ショパン奏法を理解し、体現できたら誰でも弾けるようになる。


リストは技巧的。弾ける人は限られる。パガニーニに憧れて、超絶技巧大好き。

ラヴェルは、下手なピアニストに演奏されたくないから、難しく作ってあるらしい。楽器の限界を使いたがる演奏者泣かせ。


しかしピアノは、ショパンもラヴェルも、エラールとプレイエルを愛用していた。

ということは、求めるタッチや音色が、実は共通しているかもしれない?