赤松先生のコンサートへ行って来ました。


演奏前にプレトーク、バッハのお話。
音にメッセージ(暗号)が込められているという…ダ・ヴィンチコードみたいでワクワクしますね。
キリスト教の神聖な世界と人間味(欲とか罪とか)は西洋美術でもよくテーマになるが、音楽だと協和音と不協和音で表されるようです。
バッハとダ・ヴィンチ似てるかも。

演奏は、ホラーな演出で始まりゾクゾクとした後、パーッと光が差して除霊完了…という光景が見えました。
バッハのインヴェンションに現代曲が織り交ぜられたプログラム。コンセプトについても、プレトークでお話されていて、演奏聴きながら、なるほど!と思いました。
バッハの曲、私にはいつも色彩と動きが現れるのですが、初めて見た音の動きに衝撃を受けました。
頭の中では絶えず水彩絵の具が彩りを与え、音は気体と液体になり、津波や台風の如く広範囲に動いていました。現代曲も同様。
こんな見え方したこと無かったです。
ピアノだけな筈なのに、3つ位別の楽器が入ってるように聴こえる。もう鍵盤に触れてないのに音がサーッと下がったり。超常現象。
アンコールにリベルタンゴが演奏されて興奮しました。このバージョン踊りたいな。

ホールを出た所で、グッズ販売と握手会(サイン会?)が行われました。アイドルがよくやるやつ!初めて見た!
私は小心者で緊張するから、横目で見ていただけ。次の機会には勇気を出してサインをもらってみようかな。

インヴェンション、私も同じの弾いている筈なのに、やっぱり別次元でした。
真ん中のペダルを細かく踏んでらっしゃって、どうやって、どういうタイミングで踏んでいるか気になります。