ピアノ練習において、弾く前に多くの演奏を聴いた方が良いかもしれない。

インヴェンションを練習していますが、バロックは声楽で学んだだけで、ピアノ曲はあまり聴いておりませんでした。それ故「ロマン派の弾き方になっている」とレッスンで言われます。

バロック音楽の弾き方って…?

まずは耳から入れて学ぼう!

そう思ったきっかけは、語学勉強のことを思い出したからです。


5年程フランス語を勉強していました。

高校生の時は独学、大学でフランス語の授業を取りました。他にも伊語・独語を取っていましたが、フランス語の先生だけは「耳で聞いて耳で覚える」ことを非常に重視されていました。

発音のフリガナ書くの禁止。

フランス語のテープを聴き、発音練習する課題が毎回。

授業はオールフランス語。

授業は2年しか取れませんが、これだけ耳にフランス語を入れていると、あら不思議。語彙力がなくても綺麗な発音で話せるキラキラ

アクセントやフレーズが知らない間に頭に入っていました!


ピアノ演奏も耳で覚えたら(耳コピではなく)、バロックならバロックの発音の仕方が分かるのではないか?と考えた次第です。


これまでは、弾き込む前は演奏を聴かないようにしていました。

最初に聴いた演奏が、刷り込みになる恐れがあったので。

子供の頃にクラシック好きの両親がよく音楽を流していました。その時聴いた演奏、例えばカラヤン指揮ならカラヤン指揮の演奏が耳に残って、他の指揮で聴くと違和感を覚えるのです。

刷り込みで、カラヤンが正解○、他は間違ってる‪✕‬みたいになりました。そんなつもりは無くとも。


しかし、ピアノを再開してからは、そんな違和感を感じることが少なくなりました。

私自身、いろいろ演奏を変えるので、「こういうのもありか」と思えて来たのです。思考が柔らかくなったのでしょうか。

但し、舞曲のテンポや間の取り方については譲れないです(笑)「これは絶対踊りにくい!」という演奏は聴いていてしんどい…。


これからバッハを沢山聴こう!

それで、バロックの発音になるかどうか検証してみます。

今はロマン派訛りのバロックになってますわねくちびる