リアリティの追求
数々の本番に出し、弾き慣れているノクターン1番ですが、再考している今。
改めて、ここのスタッカートはどういう意味なのだろう?と。
スラーが掛かっているからマルカートで。先生はそう仰っていました。
だから私はマルカートのつもりで弾いて来ましたが、ピアニストの演奏を動画で色々見ていると、スタッカートのように切って弾いている人もいます。(ペダル踏むので、そんなにスタッカートには聴こえません)
作曲家の先生は、「ここはヴァイオリンならファ〜と1音でクレッシェンドにすると思う」と仰っていました。ピアノは音が減衰するからファ ファ ファになっている。
私は先生方が教えて下さったことを「そうかー」と思って弾いていました。
しかし、それではリアリティが無いんじゃないか?
もっと確かな動機や根拠を自分で見つけないと。
先日『岸辺露伴ルーヴルへ行く』の映画を見ました。露伴が、贋作かオリジナルかの見分け方について「本物にはリアリティがある」と言うシーンがありました。
精巧に模写していても、リアリティは出せない。
演奏もそうかもしれない、と思ったのでした。
このスタッカートの意味についての私の考えは書かないでおきます。
説明しなくとも、演奏で伝わるようにしなければ、リアリティは生まれない。
自分で考えているようで、レッスンで言われたまま弾いている所が他にあるかもしれないし、これからリアリティある演奏を課題として取り組んで行きます。
身体コントロール
毎朝ウォーキング通勤しています。
ダンスをやめてから、あちこち劣化しているのを実感
姿勢崩れてる。軸に乗れていない。
ファッションが好きで、メットガラやランウェイを見ていると、私全然できてないな〜。
今ダンスレッスン受けたら怒られるわ
社交ダンスはウォークが基本です。ウォークが完璧にできたら世界チャンピオンと言われるくらい…。
360度どこから見ても、どの瞬間をカメラに撮られても美しくないといけません。
それは、全身細部までコントロールできているか?ということになります。
ウォーキング中は、足に乗る時にドスンと降りてしまわないように、頭が揺れないように気をつけてみました。
それだけでコントロールされている感が出て来ました。
ピアノ弾くにも手足の繋がりや、コントロールが必要になりますので、こちらも課題とします。
お陰で最近、脱力が上手く行き始めたところです。
タイのランウェイコーチの方の動画が素晴らし過ぎる