ブロ友さんのK先生がご出演される受賞者コンサートへ行って参りました。

夕方の部までの休憩時間、ロビーに居りましたら、遠くにK先生がいらっしゃって、沢山の方々に囲まれてお話されていました。(芸能人みたいキラキラと思ってしまいました)

いよいよ、これから!

私も何だか緊張して来て、心の中で応援を。


静けさの中に波紋が広がるように、透き通った音色で演奏が始まりました。

生きている音はこんなにもエネルギーを持って動くんだ。見えないけど見えて来る音の広がり。凄い。

レッスンで先生から「もっと色んな方向から音を出して。ホールの後ろや天井から降り注ぐように。響で聴く人をはっとさせる、そういうのが欲しい」と毎回言われるんですが、このことか!と明確になる体験をさせて頂きました。

コンサートホールなのに、まるで能楽の舞台を見ているような…。幽玄で厳かで繊細でした。


終わってから感極まり、K先生に感動をお伝えしたかったのですが、言葉になりませんでした。

練習時間がなかなか取れないと仰っていたことを思い出し、どれだけの緊張とプレッシャーの中で、どれだけの努力と苦労をして来て、この舞台に立っていらっしゃっただろうかと思うと、涙が出てきてしまい……。

折角お会いできたのに、少しだけしかお話できませんでした。(おまけに風邪でガラガラ声…笑)


K先生、素晴らしい演奏ありがとうございました。



部門はピアノだけではないので、オカリナやヴァイオリン、声楽も聴くことができました。

ピアノ以外の楽器の曲は、初めて聴く曲が多かったです。



帰宅すると夫がスマホで音楽を私に聴かせました。「生徒さんがこの曲で踊りたいて言うんやけど、難しいねん」と。

パガニーニの24の奇想曲 24番じゃないか!

ヴァイオリンの難曲→踊るにも難曲。

無理矢理タンゴで、振り付け入れて踊る感じになるようだ凝視

音多いのは難しいんです。社交ダンスは決まったステップでリズムで踊るから、バレエ等の他の踊りのように沢山の音を使えません。

使えない音が多いと、踊りと曲がバラバラで不一致に見えてしまう。

「これを3分にして」と夫。

曲編集は私の仕事です。ヒェェ魂が抜ける

せめてヴァイオリン協奏曲にしてくれないかな真顔