今年度最後のコンクール。
コンクールデビューから約1年、沢山チャレンジしましたが、こちらの予選が最も納得いく演奏ができました。
全国大会では、それ以上のものしたい。よりドラマティックに、繊細で深みある表現に。
という目標を持っておりました。
…しかし、イマイチな演奏になってしまいました
お友達や知り合いの方々も、時間を調整して私の演奏を聴いて下さっていたのに。
皆さんごめんなさい〜
本番振り返り
待つ間はソワソワしましたが、落ち着いてはいました。
出番になって舞台に立つ時は、解放感と「やっと弾ける」喜びでいっぱい。
今日のピアノはどんなだろう?この子はどう鳴るかな?ピアノとのファーストコンタクトはドキドキです。ペダルを踏み踏み確かめて。
曲の出だしは伴奏無しのアウフタクト。緊張の瞬間。
イメージを膨らませて、深呼吸して少し時間を取る。持ち時間は余裕があるから大丈夫。
写真は弾く前、作品の世界に入って行くところ。見えない何かと交信しているみたいですね(笑)
入りのテンポはいい感じ。ゆっくりになってしまう事が多いのです。
響きが伸びやかにならず苦戦→ペダル深く踏み過ぎになる。
やっぱり緊張で指震える→指浮く→音抜ける。
中間部は空想の世界へ旅立って意識失う事があるので、冷静な自分を持ち続けてコントロール。
ペダル柔らかい。どこまで薄くできるかな?離す時は完全にペダルから足上げた方がいいか?(硬めのペダルに慣れていて加減が…本番中に調整)
……こんな事を考えながら、響き方を聴く。思った感じにならないよ〜
ここで記録達成目を瞑っている時間最長!って、どうでもよいわ。
再現部で漸く調子が乗って来ました。でも、拘って練習した表現が出来ず
じたばたして終わりました。
気持ちは入ってました。
講評でも「雰囲気は出ている」「気持ちが伝わる」と書いてありました。厳しいことも書かれましたが、沢山アドバイスを頂く事ができて良かったです。
予選で厳しかった先生が、全国大会では5点も点数が上がって、審査員の先生方の中で一番高い評価を下さったのに驚きました。「Codaは説得力がありました!」と。
予選・全国、点数の出るコンクールが初めてで比較するのが面白いです。
結果は奨励賞でした。
来年もまたチャレンジしたいと思います!
同じ曲で同じコンクール出続けることになりそう
色々出来るようになるとやりたいことが増え、やりたいことが増えれば、出来ないことが増え、出来るように頑張る、を繰り返しています。
ノクターンから離れられない運命(笑)
ありがたいことに、動画を撮って頂いていました。折角なので記念に追記で載せようかな