私の通っていた小学校は、毎日歌っていました。
朝礼はおはようの歌。終礼はさよならの歌。
朝はおはようの歌の他に、発声の歌「お腹の体操ハハハのハ〜!キレイな声でハハハのハー(という歌詞)」もありました。
3年生になると、発声「あ〜」にクレッシェンド・デクレッシェンドを付け、2部合唱パート分けもあります。「何班と何班は下のパート」とランダムにパートを歌わされたり。
留学生のいるクラスは、その国の言語での挨拶とキラキラ星を習います。
私は5年生の時に、中国人の子がクラスにいたので、中国語のキラキラ星を歌っていました。
音楽会のシーズンは、頻繁に音楽の先生がクラスを回ってチェックし、放課後に一人一人個別に歌のテストと指導が入りました。
あと、月1位だったか?音楽集会ってのもあり、全校生徒が大合唱します。
思い返せば、合唱団の様に特訓されていましたね。
音楽学校じゃあないですよ。普通の公立の小学校です。
毎日歌うの当たり前と思ってました。
5年生の時に、同じ市内の別の学校に転校してビックリ!
朝、ホームルームして授業始まり…おはようの歌いつ歌うんやろ?
…って、歌わんのかい
どこの学校もやってると思ってたよ…
音楽の授業で歌うと、皆声あまり出てなくてバラけてて、暖簾に腕押し。
前の学校では、歌うと声が響いて層になって、空気に張りがある感じ。声と声が支え合っている手応えがあったんですよね。
これは衝撃でした。
どこの小学校でもあったらいいのにな。
ハーモニーの響の感覚、今も覚えてる。
音楽面白いって思いましたよ。