佐賀にはラ・カンパネラおじさんがおられますが、「大阪にはノクターンおばさんおるで!」と言われるかもしれない(笑)

という程に、この先もノクターン1番を弾き続けると思います。


ノクターンおばさんは数年後、バラ1おばあちゃんに進化する予定です。

基礎ができていないので、バラ1は成長して蛹になってから本格的な練習に取り掛かります。自分の思うバラードをする為にはショパンのエチュードもやらなければなりません。


あ!他に親しくしている方々もノクターン極めてらっしゃるので、ノクターンおばさんは失礼やな。ノクターンのミューズ達とお呼びしましょうか?



1曲を弾き続ける意味…皆さんからよく聞かれるので考えてみました。

やっぱり芸術がしたい、表現したい、という欲望ですね!

これがあるから、ずっと拘りと愛情を持って1曲を弾いていると思います。

「これ以上何したらいいだろう?」と楽譜を読めば、「これはこういう意味かもしれない」と閃き、「表現を変えてみよう」と思考し、それを果てしなく繰り返しています。

とても面白い作品です。そういう意味では、ショパンの曲は単純明快ではないでしょう。ショパン自身、複雑な人間でしたから。(ミステリアスな性格)


物書き同様、作曲家には、次々とメロディが浮かんでパーッと曲にするタイプと、緻密に構成を考えて練り上げるタイプがいると思います。

ショパンはどちらもありそうですが、とても細部まで考えて作曲されているのを感じます。

ショパンの書いた手紙についての研究を読みましたが、手紙でさえも、面白おかしく楽しませようとする工夫や、詩的な韻の踏み方を考えて書かれていました。これはまさに、ショパンの音楽だわ!と思いました。


私は小説を書く時に、ストーリーそのもの以外に単語の印象とその繋がり等、細々と色々考える質なので、ショパンに勝手に共感してしまいます。




イベントの多い今月。書きたいことが溜まっています。ちょこちょこと投稿して行きます。ウインク