ピアノを弾いていて、私の弾いている曲がそうなのかもしれないけど、ヴァイオリンとフルートの音色を意識させられます。


ノクターンはヴァイオリンがメロディを奏でていて、それが私の弾きたい音。

1音でクレッシェンドしたり、音と音の間の音を出すことがピアノでもできたら理想。

もしもヴァイオリンが弾けたなら、レッスンに持って行き、「こんな風にしたい」とヴァイオリンを弾いて先生に実演で説明するのに…。

いつも言葉でイメージを伝えるもどかしさ。

「ここは響きの余韻が膨らむようにして次の音に繋げたい」

「この高音は星が瞬いて、儚いけれど光が届くように(クレッシェンドだけどppの様な雰囲気を出したい)」

「テヌートで訴えかけるように本当はしたいけど、レガートに聴こえなくて…」

etc.

私が何かやりたがってるのを、先生はお分かりで

「どう弾こうとしていますか?」

「どんなイメージ?」

「そう弾く意図は?」

いつも聞いて下さるのが嬉しいです。


12月に先生が、来年もノクターンを続けますか?と訊ねられ、まだイメージしているように弾けていないので続けたいです!と答えたら、今まで以上に私の音のイメージを聞いて下さるようになりました。


「そこまで細かくイメージを持っている人はなかなかいないですよ。その想像力は私も羨ましいです。今はイメージ通りにするのに技術が追い付いていないから。もし技術が備わったら、どんなに素晴らしい演奏になるか楽しみです!」

少し興奮気味に先生が仰って、ホッとしました。

ずっとノクターンをレッスンして頂いてて、先生飽きて来られるかな?と思ったけども、楽しみにして下さってるのが分かって良かったです。


私はよく演奏を変える人だから、「今日はどこを変えました?」ともよく聞かれます(笑)

どの先生も、細かくイメージができてるのが良い、と仰っていたから、これは自分の才能と思っていいのかな。

表現中心のレッスンは凄く楽しいです。先生と一緒に芸術をやっている感じがするから。



フルートはラヴェルのコンチェルトのメロディで登場します。

レッスンで「オーボエに比べて、フルートは息が長く続かない。mfで盛り上がって行くけれど、そんなに左手(ピアノ伴奏)を出すと、メロディがかき消されてしまう」と注意を受けました。

ピアノソロ版の編曲で弾いていますが、リアリティを追求したい私。

オーボエ→フルートに変わる所も、音色を変化させたい。


私の通っている教室は音楽教室で、他の楽器のレッスンもあります。フルートがあるので、フルートの伴奏のレッスンをしてもらえないか交渉したところ、「前例がないので…」と考えて下さり、フルートの先生とピアノの先生、両方からOKを頂き、みてもらえることになりました。

フルートは先生が演奏して下さいます。



思い付いたら行動へ。

今しかないかもしれない。

何年後…と考えていたら出来ないかもしれない。

いつもそう思って生きてます。


私は旅行が好きで、ドイツ・スイス・フランスを旅しました。次はトルコとスペインへ行きたいと思った時、エジプト・スペインでテロが起きました。

平和を取り戻し、行けるようになると、今度は私がパニック障害で飛行機に乗れなくなりました。

もう行くことは叶わなくなりました。

(精神安定剤を服用してまで行こうとは思いません)


自然災害、予期せぬ出来事。

昨日は初詣に参り、被災地を思い、祈りました。