「ストイックだね」とよく言われます。
たまに自分でも、何でこんな一生懸命やってるんやろ?何を目指してるんだろ?と思います(笑)
夫には「仕事じゃないんだから、そんな頑張らんでもいいやん」と言われる始末。(←体調悪くても練習しようとするから)
改めて問うてみた。
何故私はピアノを頑張っているのか?
何故上手くなりたいのか?
やっぱり、音楽作品への愛
うん、これに尽きます。
楽譜を読んでると物語が見えて来て、感情や表現が生まれて、「こういう風に作って」という作曲者の願いが伝わって来ます。
脚本があって、役者の私はどう演じるか?というのと同じかもしれない。
音楽は楽譜に作品として完成されてはいるけれど、演奏されることで本当の完成した姿になる。
ピアノを弾く私は、最終段階を担う重要な役。
お役目を果たす為に、技術を磨き、日々頑張っているのだと思います。
コンクールは、愛が試される時。
私は入賞する為に出ていません。だから、コンクールで勝てるよう考えた選曲をしていません。
大好きな作品を自分がどこまで表現し、芸術として完成できるか?という挑戦なのです。
これはとてもワクワクして楽しいことです。