私は仏教徒ではないですが(神道です)、無常観を持っています。

ダンスを引退してから、一日の重みを感じるようになりました。


ダンサー時代は、目まぐるしく寝て起きてを繰り返し、日々を消費し、この生活が果てしなく続くのかと絶望していました。

(簡単には辞めさせてもらえません。コロナ禍があって、物理的に練習するのが厳しくなったことで辞められました)


辞めてから、「ああ、こんなにも一日はゆったりとしていて、沢山のことが出来るのだ」と気付きました。

そして、同じ日はもうやって来ない。



訃報が入りました。

職場の後輩の家族が亡くなられました。

後輩は私と同い年ですが、もう両親二人共いない。私の両親も、急にどうかなってしまうかもしれない。


よく、「来年は…」「次の機会には…」と考える時に、「来年も、次も無いかもしれない」と心の端っこで思ってしまいます。


来年もコンクールを続けたいと希望していますが、家族の協力のもと出られているので、来年は出られないかもしれない。何が起こるか分からない。

だから、1回1回の本番は悔いがないように、全力で頑張らなきゃ!と思います。


何故だか最近、ずっと気分が乗らないので、自分に喝を入れて頑張ります。