今日はラヴェルの《鏡》《水の戯れ》とアルベニスの《タンゴ》が弾きたくて2冊楽譜を購入いたしました。
スタインウェイの練習室に籠る為、そこから近いササヤ書店さんを訪ねたのです。
書店に寄ったら傘を置き忘れてしまいました…。練習室から引き返して傘取りに行き、予約5分前に練習室到着。焦りました。汗も流れました。
第2ビルと第3ビル。外からじゃどっちがどっちか分からんし、ビル内もよく似ていて混乱。地下潜って上がってを繰り返し、何これ?脱出ゲーム?
ノクターンばかり弾いていると、アクセントの効いたリズムの曲を欲します。
スペインの作曲家、ロドリーゴ、サラサーテが好きですが、とりわけアルベニスを気に入っています。
ラヴェルのスペイン風な所に惹かれるのも、やはりフラメンコやイスラムのエスニックな雰囲気といったものが大好きなのだと思います。
ちなみに、アルベニスのタンゴはクライスラーが編曲したヴァイオリンのバージョンが気に入っております。大好きなスペインのリズムとロマ音楽を思わせる曲。特にハバネラのリズムは踊りたくなってしまう。
アルベニスは初挑戦。楽譜も読んだことありませんでしたので新鮮です。物凄くリズムを感じます。
最近は色々譜読みすることにしました。
フラット脳なので、#の付く調の曲を弾いて頭の体操です。
子供の頃も、最初は調が違うといっぱい間違えて弾けなかったのが、色んな曲をする事でパッと頭が切り替えられたのを覚えています。
子供の私はしっかり技術は持っていたと思います。半音階スケールを得意としていて、遊びで弾いていましたが、今の私は弾けません。
でも今の私は、とても音楽的に演奏できています。
同じ人間なので、どちらも持っていたらいいのですが。
ブランクの間にすれ違った他人となっている現在。
別の人間として人生をやり直す様に、ピアノをやり直しています。
それは新鮮で面白く、私は楽しい。

