ピアノ協奏曲 第二楽章 Adagio assai 冒頭

譜読みのまとめです。

ショパンで慣れていると、他の作曲家の楽譜は指番号書いてないんだな、と気付く。ペダルの指示も殆ど無い。


①片手で弾き、指番号を書き込む

②右手と左手の流れと構成を見る

③ペダルを考える→書き込み


4日の練習で披露するので、上記の方法で1ページだけでの考察にしました。

本当は全体構成から見たいところですが、2台ピアノ用の楽譜の為、時間が掛かります故。(でも気になるので、フルスコアとピアノソロの楽譜もポチりました。譜読み継続したい)


ペダルは、ショパンの細やかなペダリングのお陰で、考え易くなりました。ラヴェルの音色が溶け合うと幻想的な空気が生まれます。

ラヴェル特有の乾いた感じも大切にしたいので、ペダルを踏み過ぎないようにして。

考えることが楽しくてたまりません!


左手のオレンジ部分↑レド、ドシの音が素敵やんおねがいと思いまして、強調したいので、レドは右手で取ることにしました。

その前の小節で右手ラソと降りて来る流れを、左手レドが引き継いでいるようです。これが対位法?

ここはオリジナルでもピアノソロの部分ですが、譜読みするとオケの様に聴こえる!流石ラヴェルです。


このシとレ・ファの組み合わせも面白いですよね〜。最初のレ・ファが右手和音に入っていて、左手にバトンタッチ。

シはオクターヴの変化。


弾き込みはなかなか時間が取れないですので、譜読みだけ、やって行こうと思います。