人生初の発表会が、こんな大きなものになるとは!
リハは無いけど、ピアノの練習できるように別室が用意されており、練習もばっちりで出演。
しかし、やはり緊張であちこちミスしました
曲の雰囲気と流れは壊さずに弾き切りましたが。
昨日のレッスンの注意点の幾つかはクリアでき、段々気分が高揚しました。
ハンマーに打たれた弦がキラキラ輝くのを眺めていると、中間部を弾くところで、金色の大草原の上を鳥になって羽ばたいているようで、ぽ〜っとしてたらもう再現部!
…私、どこか飛ばして弾いた
いや、大丈夫やんな。気にせず行こう。
と思ったら、最後の連符で転んでしまいました(笑)
今日は冷静な私があまり働いていなかったようです。
出番が終わって、楽屋内の更衣室で着替えようとしたら
「オペラさーん!いますか?」と声がして、
ん?まだ何かあったっけ?
ドキリとしてカーテンから飛び出しました。
すると、先生のお顔が見えておったまげました
てっきりスタッフさんに呼ばれたと思っていたら…わざわざ、感想を言いに楽屋へいらして下さったのです。
「とても自然な流れができていました」
「最初の方は緊張されているようでしたが、ミスしても集中して繋げられましたね」
「お客さんが皆、演奏に惹き込まれて、最後まで集中して聴いていましたよ。聴き入ってしまう演奏でした」
「盛り上がる所が、もっと音が響かせられると良かったですね」
聴きたてホヤホヤの感想を頂戴するとは!ジーンときました。
観客を惹き込むなんて、私にとって最高の褒め言葉
昨日の弾きあい会で演奏中、前列にいらっしゃった方が、曲に乗りながら聴いて下さってるのが伝わって来て、今日も音楽はコミュニケーションと思って弾きました。
これからも、そういう演奏を心掛けようと思います