マイヤ・プリセツカヤ

ボレロダンサーの中で、私が最も好きなバレリーナであり、それは見た瞬間に目がくぎ付けになる程に衝撃だった。

そして、私は踊りを習うことを決めた。

人間に、こんなにも強いパワーが発せられるものなのか?

映像で観ただけなのに、圧倒されてしまった。

私が20歳くらいの頃である。



そして最近、マイヤ・プリセツカヤの自伝『闘う白鳥』を読みたいと思ったのだけど、購入するにはあまりに高かったので断念。


↑代わりにこちらの方を手に入れ、読み終えました。

国と政治、社会情勢に翻弄されながら、彼女は自分のバレエを続けました。最高のバレリーナであることが、彼女を身の危険から守ることになったのでしょう。

芸術に生き、芸術に生かされている、そんな人だったんだろうと思います。


マイヤの登場で、それ以降のバレエダンサーは高い技術力と表現力を求められるようになったそうです。

マイヤがレッスンをしている映像です。後半に黒鳥を手本で踊ってみせるのですが、それだけでも凄い気迫が伝わって来ます。


言葉で言い尽くせぬ、本当に素晴らしいバレリーナ。

初めて見た時、只者ではない何かを感じました。


私の憧れのダンサーです。