仕事で全支店・営業所の事務の方々に指示を出すことが多いのですが、とても苦手な年配の女性がいらっしゃいました。
いつも上から目線で文句を言って来られ、自分のミスは頑として認めたがらないタイプ。
皆からも嫌がられていて、なるべく関わりたくない人物でした。
しかし今は、ミスすると直ぐに謝罪のメールが来て、こちらが恐縮するくらい何度も「ご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした」と仰るのです。
人ってこんなに変わるものか⁉️とびっくりです。
タレントの蛭子能収さんが、「いじめっ子には親切にするんです。本当は親切になんてしたくないですよ。でも、敢えて親切にします」と、何かの記事で語ってらっしゃいました。
皆が気持ち良く仕事ができるように…私も誰に対しても親身に話を聞き、丁寧に対応するように心がけました。
例の女性は苦手でしたが、忙しい営業所で事務一人でストレス溜まってはるんかな?と思い、これまでと違って(淡々と事務的に片付けるような対応でしたが)、親切にするようになったのです。
すると、いつもイライラした口調だったのが、段々穏やかになり、時折クスクス笑って、別人の様に変わられました。
「親切にされると気分が良いから、いじめなくなる」と蛭子さんが確か仰ってたと思います。
私は接客が不得意なのですが、人には親切に、穏やかな気持ちになれるように、接して行こうと思いました。