ネイガウス氏の著書、気になって購入しました。
SNSの友人がロシアピアニズムの先生に習ってらっしゃいまして、「ピアノの音色が変わった」「倍音出せると楽しい」と、いつもその魅力を話してくれます。
私はピアノ再開して間もない頃に、東京藝大の江口先生のレクチャーコンサートを聴きに行ったのですが(生のピアノの演奏を随分久々に聴いたものです)、その時に「これは、音ではなく響だ。ピアノは響で音色を作っているのか!」と衝撃を受けました。
そのレクチャーでは音色についてのお話で、「倍音」の説明もあり、凄く納得しました。
音ではなく響でピアノを弾きたい。
そして、響の軸を作りたい。
そんな思いがずっとあったもので、友人から聞いたのをきっかけに、ロシアピアニズムに強く興味を惹かれました。
今年、レッスンを少し増やせそうだった為、月1で現役ピアニストの先生、もしくはロシアピアニズムの先生に習おうと探し始めました。
幸いなことに、音大の先生は現役ピアニスト且つ本場でネイガウス流派のロシアピアニズムを学ばれ、ロシアでも活躍されていたのです。
これは、またとないチャンス!体験レッスンを申し込んだのでした。
こちらの先生にバラード1番を本格的に習う運びとなり(まだまだ弾けないので、ロシアピアニズムどころではないですが)、今まで言われたことのないような、手の動きや身体の使い方を少しずつ教わっています。
私がダンサーだった事をご存知なので、「ステップする時の様に…」とダンスの動きに例えて下さり、感覚が分かりやすいです。
毎週習える訳ではないので、友人程には「音色が変わった」なんてことはないですが、学ぶものは大きいです。
今年は学びの一年だな
沢山の出会いがあって、音楽の話ができる方達が増えました。
人生で初めての人前演奏を経験しましたし、秋にはピティナステップを受けます。
チャンスは逃さず掴んで行こう。そう思って行動すると、人生は一層楽しくなるものですね。