公開マスタークラス
指揮者もされている先生、どのようなレッスンされるのか?バラード1番もあるから楽しみで、仕事早退して行って来ました。
最初は先生の演奏から。
やはり響の層がある豊かな音色
私は最近気になっているペダルをずっと見ていました。ピアノの蓋に弦が映って見えていたので、ペダルの動きがよく見えました。
バッハ、一音一音とても細かくペダルを入れたり、ウナコルダも使っておられ、ショパンも「こんなに踏み変えるのか」というくらい、小刻みにペダルを踏まれる所があり、大変勉強になりました。
バラード1番の公開レッスンで、ペダルのお話も少しされました。
「楽譜通りペダル上げると音が切れるから…この時代のピアノは今と違っている」と。
レッスンでは、テンポと拍について厳しく注意されているのが印象的でした。
「4拍子に聴こえない。1.2.3.4と声に出しながら弾いて」と仰っていました。
どの曲についても、先生は横で手拍子を叩いていらっしゃって、受講者の学生さんの演奏がリズミカルになって行きました。
バラード1番、私はまだスムーズに弾けないので難しいですが、舞曲の要素が入っていると思うので、拍感は本当に大切にして弾きたいです。
呼吸とフレーズ。身体の使い方。レガートとスタッカートの弾き方やスケールといった基礎内容もお話されていました。(逆に、高度なテクニックの内容は仰っていませんでした)
難しい曲であっても、やはり基礎が大事なんだなと改めて思います。
これ以上の内容詳細は憚られるので控えさせて頂きますが、受講して本当に良かったです。
なんてことはない余談
実は、ワンピース後ろ前反対に着て行ってしまいました…。
見た目は分からないだろうから大丈夫ですが、背中が冷房当たって寒かったです。