ピティナステップを受ける為、ショパンのノクターン9-1をレッスンして頂きました。
楽譜は全音とエキエルと、2冊持って行きました。慣れている全音版で弾きましたが、先生と一緒に要所要所見比べて確認できて良かったです。
ペダル表記については、先生の楽譜(どの版か分からなかったけど)も出して下さり、確認しました。
もう一年以上は独学状態。暗譜で弾いている所為か(一応楽譜置いて演奏していますが、実の所あまり見ていない)、楽譜をよく見て弾くと混乱してしまいます。途中から弾くのが出来ない…。流れで身体が覚えてしまっているようです。
今日はずっとペダルのことを言われました。
自分では耳が慣れきって気付きませんでしたが、「濁りがあってクリアに聴こえない」そうです
ペダルの踏み替え速度が早過ぎるのが原因でした。
じんわりと踏み、じんわり上げること。
この曲を弾き始めた頃は、うちのピアノのペダルが硬かったのです。30分もすれば膝が痛くなる程。じんわりなんて出来ない。かなり力が要りました。
今は改善されましたが(それでも硬め)、あの時の感覚が完成に残っていますね。
何事も最初が肝心。良い状態でスタートすべきでしたわ。
それから、una cordaペダルの入れ方を初めて教わりました。
中間部の最初にuna cordaが登場するのですが、その直前2音を、一つ一つペダルを踏み換えて、その後左ペダルを踏んでから中間部入って右ペダル、という一連の流れが難しかったです。
間違えて真ん中のペダルをうっかり踏みました
「PPPはuna cordaに頼らず指先で表現出来なければならない」と、某ピアニストの方が仰っていたけど、ソフトな響にするという意味では、una cordaを活用すべきなのか…と考えさせられました。
今の先生は「una corda入れないとPPPはとても出せない」と仰いました。
ショパンはペダルが命(ペダルに強い拘りを持っていたそうです)なので、物凄く勉強になりました。
それから、「もっと歌って、もっと揺らいで」と言われました。
前の先生に「やりすぎ」と直されたことをお話しましたら、「いや、もっとやって良いよ。たっぷり歌って聴かせて」と言って下さったので、嬉しかったです
自分の表現をどんどん出して行こう
ピティナに向けてのレッスンのお陰で、私のノクターンは改革できるかもしれない?もっと自由に、自分らしくなりそうでワクワクします。