昨夜はサークル練習会にて、バラード1番未完成(残2ページまで)を人前で初めて演奏しました。
「毎回とても進化されている。少しずつ丁寧にやって行く大切さ、教えてもらった」と、始まる前に主催者さんが温かい言葉を掛けて下さりました。


強い緊張ではなかったですが、のっけからポロポロ音ミスしてしまいました💦こんな所でミス?と少し動揺。

しかし、レッスンで先生が一緒に考えて下さった繰り返し部分の変化は、理想のイメージが出来ました。

↑こちらの部分です。

ショパンは同じと見せかけて微妙に音変えて来る人なので、全く同じ繰り返しではない筈だと思うのです。音は同じだけど。

最初の繰り返しの2回目(83小節)、「次に音の雰囲気が変わる予兆を表したいですが、どう変化を付けたらいいですか?」と先生に質問しました。

本当は自分で考えなきゃいけないのですが…煮詰まってしまい汗うさぎ最終的に、微妙に強弱の変化を付けてみては?とアドバイスを頂きました。

凄く納得!私のやりたいイメージ!

1回目は明るく元気な雰囲気。PP

2回目、次第に切なく。PPP


後は、いつも音色のイメージが定まらずにいた冒頭レチタティーヴォ風の部分も、初めてしっくり来ました。
それまで、冒頭はいつも正確な拍を意識し過ぎていた気がします。今回はイメージへの意識を強めたのが良かったのかもしれません。
動画を撮らなかったので聴こえ方はどうか分かりませんが…。

苦手な要練習部分については、弾けるようになった所もありました。
人前演奏すると、普段の練習やレッスンとは違う集中力や意識が持てるので、仕上がりには程遠くとも、参加して良かったです。


実は、前日からPMSによる体調不良で、フラフラ〜絶望と会場に着いたのですが、他の方の演奏を聴いていると癒され気分が良くなりました。
音楽が自然治癒力になってくれている!
バラードの楽譜には、音大のピアニスト先生のコンサートのチラシを挟んだままにしていて、弾く前にそれ見て「やるぞー」と元気をもらいました。


帰りの駅のホームで、サークル参加者の方に会い、「バラード1番をお弾きになった方?」と声掛けて頂きました。
上品なマダム✨の雰囲気漂う素敵な方でした。
ショパンのバラードお好きなようで、演奏されたこともあるそうです。
「バラードは3番の方が易しいのよ。私は1番を弾いてから3番をやったのだけど。1番はやっぱり難しいわ」と教えて下さいました。