久しぶりに大阪を出ました。

宣言解除により、京都コンサートホールの隣の美術館も開いており、そちらも訪ねることが出来ました。


久々なのは京阪電車に乗ったことも!

実家は京阪沿線で通学も通勤もおけいはん

私の地元で自慢なのは……

芥川賞作家、又吉である!

同出身に直木賞作家の門井慶喜さんもおられ、私の母も作家で、物書きの多い地域なのかしらニコニコ


話を戻しまして、京阪特急が色々変わってて高級感が凄かったです。椅子がふかふかだし、プレミアム車両?(グリーン車みたいな)もありましたよ。


色々電車を乗換え、北山駅到着。

北山は好きですね。叡電で洛北巡って北山に寄るのが、私の京都旅の定番です。

コンサートホールの傍のレストランで、ピッツァと白ワインを頂きました。

本当はフライドチキンにしたかったですが、売切れていました。


続いて陶板名画の庭美術館です。

安藤忠雄建築です!絵はレプリカのが幾つか展示されていますが、建築物好きの私としては、安藤忠雄の作品を寧ろ楽しんでおりました。
光と影、空間の切り出し方が、何と美しいものか!
滝の音が絶え間なくザーッと聞こえていて、落ち着きます。
赤ちゃんがテレビの砂嵐の音を聞くと泣き止むとよく言われますが、分かる気がします。


安藤忠雄を堪能してから、本日のメインディッシュ!
ワルツの歴史とその時代背景、政治について、解説付きのコンサートでした。
スクリーンでウィンナワルツの踊り(映画の抜粋)が流れて、舞踊のワルツについても語られたのが嬉しかったです。

演奏は結構近くで聴け、響きの空気感や呼吸が伝わって来ました。弦楽器もブレスがあるのだなと思いました。
人間が作り出す音色だから、音って生きてるんだなぁ。

最後は、2台のピアノでラヴェルの《ラ・ヴァルス》
当たり前ですが、生きてる音の迫力は、やはり生で聴くのが一番ですね。

ワルツは人を強く惹き付けるが、華やかで優雅な雰囲気の裏に、荒々しさや不気味な雰囲気が潜んでいる。
美術館からここに来て、再び光と影を見せられました。
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