ショパンのノクターン12番の譜読みから、弾く練習に入ったのだけど、指使いを確認してから弾き込むことにしよう。

そう決めて、デュランのドビュッシー校訂版を手に入れました。


本当はエキエル版(日本語版)が欲しいのだが、11月発売らしいですね。

指使いとペダリングを主に、2冊見比べては弾き、どちらが弾きやすいかメモし、更に自分が弾きやすい指番号を書き入れる作業。
譜読みが振り出しに戻りました……。

全音のノクターン集を使っているのですが、今のところ、ドビュッシー校訂版をレッスンに持って行こうと考えております。
12番の最初のレッスンは両方(その頃エキエル版も持っていたら3冊)、一応持って行くつもりです。

早く弾き込み練習したいですが、エキエル版を見たら恐らくまた変わるだろうし、悩ましいです。


曲のイメージ、ストーリーはできて来ました。
ショパンの曲には回想シーンが多く見られる気がします。
1番の考察でも、現在から過去へ、故郷の思い出に浸る、と勝手にストーリーを作りました。
12番での回想シーン(と、私が勝手に思っている)はこちら⬇️
Bの部分です。
解説には《舟歌》とあり、舟がゆったり穏やかに揺れながら進んでいるイメージがあります。
しかし私は、子守唄を歌っているイメージが出てきました。
Bに入る前に何だか不穏な空気が漂い、疲れた様子。
すると、子守唄が聴こえて来て、優しく包んでくれる。
「どんな事があろうとも、ずっと私はあなたの味方ですよ」という母親の想い。

そんな物語が浮かんで来たもので、最後にチラッと子守唄が聴こえて終わる所、泣きそうになりました。

母親はもうこの世にはいない設定です。
映画『マルセルのお城』のラストを思い出したから、という理由もあります。
体が弱いお母さんの、怯えた顔がやがてアップになると笑顔になり、微笑みかける所で、亡くなったことがナレーションで語られます。

私の中でこのシーンが、曲の最後と妙に合ってしまったのです。


…またまた深読み暴走になってしまって、いけませんね。
このくらいにしておきますショボーン


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