Nocturne9-1を部分練習した後、Nocturne12番 37-2を譜読みしました。
12番も歌いやすいですね。いきなり直ぐに弾けないもんで、メロディを歌って曲の構成を見て行きました。
超文系なので、シナリオに見立てて、A→B→A…という具合に、楽譜に縦線を入れてシーンを分けます。
同じフレーズが登場する部分を更に、A-1、A-2…と分け、記号を振ります。
本当は提示部やコーダという風に言わなきゃいけないんでしょうけど、同じフレーズが出て来た時に、最初とどこが違うか?どういう変化があるか?考える時に比較し易いんですよ。
レッスンの時も便利です。「この部分はこういう雰囲気で弾きたい」とか、説明するのにパッと指差したら良いですし。
部分練習も、ここからここまで、とシーンごとにやるのに分かりやすいです。
ショパンがピアノの詩人と言われるのにとても納得します。
文学的なんですよねー。構成とか、見せ方とか。
その為、ショパンの曲にすぐストーリーを付けてしまう私。
因みに、私の好きなラヴェルは映像的です。ショパンは感情が入るけども、ラヴェルは感情でなく情景で見せる感じがします。それはドビュッシーも同じだけど、ドビュッシーは絵画的。
今日はめっちゃゆっくり弾いてみました。
最初いきなり和音の連続が難しい💦指番号一つ一つ確認することから始まり、指のポジションと流れを掴む。
鍵盤に指を滑らせて行くとやりやすい感じ
確認したくなり、YouTubeで演奏をいくつか見ました。
シモン・ネーリングさんの手の動きが、個人的に気に入りました。手の甲が動かずに安定していて、指が撫でるように柔らかに動いています。
私は和音の連続を弾くと、指の動きにつられて手の甲がガタガタ動いてしまう。←音色がバラける原因かと。
「指の内側、掌を締めて」と先生によく言われます。
これは、ダンスで「インナーマッスルを使え。太腿の内側を締めて」と言われるのに似ている。
内部の支えがあるから、脱力してもふにゃふにゃにはならんのです。
ということは、これをピアノに応用すれば、完成形はシモンさんみたいになるかもしれません。
検索していたら、シモンさん『ピアノの森』のアニメでレフ役やってた方でした。
ポーランド人で、ショパンコンクールのファイナリスト。
アニメの配役(演奏の)、めっちゃピッタリやな

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