まだまだ、手首にロックが掛かった様になり、滑らかに弾けません。

ノクターンの、右手オクターブのメロディーを弾く時に、2つの弾き方を習いました。縦と横の動きです。

縦の動きは良くなっているようですが、横は手首が固まってしまって、上手く行かない事が分かりました。


先生がお手本で弾いて、ゆっくり何度も横の動きを説明して下さります。

手首の動き方が、自分とは全然違うなびっくり

と、先生の手を見詰めていると、骸骨の人体模型の手が見えて来ました。X線通して見ているみたいに。

手首の骨ってこんなに複雑キョロキョロ


先生の手は、骨を取り巻く筋肉に左右されず、骨の全ての関節が自由に動いている様でした。

私の場合、動かそうという意識が筋肉に緊張を与え、関節を不自由にしている。

同じメロディーを弾き、同じことをしている筈?なのに、全然違うんですわ。



人体模型が直ぐ頭に浮かぶのは、ダンサー時代に通っていた整骨院が、人体模型のパーツで説明していたからです。

股関節がどういう状態で可動域が広がらないだとか、筋肉の緊張と痛みの原因も模型で説明されます。

私の方でも、この動きをするとここに違和感があるとか、症状を話したりしていました。


ダンスは目に見えない部分が沢山あります。

一見殆ど動いてないように見えるムーブメント程、全身細やかな動きが連なっていたりします。



ハノンでも、指の動きの仕組みを教わりました。

小指と親指が鍵盤に接する部分がどこか?疑問だったので訊ねると、物を掴むという元々の動きと、ピアノを弾く為の動き(不自然な動作)の説明がありました。

ピアノを弾く為には、本来の指の動きと違うことをしなければならないので、その為のトレーニング(ピアノを弾く用に修正をかける)を幾つか教えて頂きました。



踊ることとピアノを弾くことは、共通点が多いですね。

そして私は、身体を使って何かするのが好き照れ




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