信頼関係を築くには、双方の「理解」と「伝えよう」という努力が必要だと思います。
特に、教師と生徒においては。


高校生の時でした。
英語の授業で問題を解いていると、教師が間違いを指摘し、「全然授業を聞いてなかったな」と言ったのです。
私は驚きと共に失望しました。だって、私は普段から真面目な生徒で、授業も聞いています。
説明を勘違いして間違えたのでしょう。
なのに、この人は私を「授業を聞いていない」と一方的に決めつける。
どうして間違えたか?何故そのような答えになったのか?知ろうともせずに。
そして、間違いを指摘しただけで、何か教えてくれるでもなく、その教師は去って行きました。


今私はピアノを習っていますが、先生は声楽の先生でもあります。(声楽はお休み中にやり)
ピアノも声楽も、感覚的なことやイメージが大切になって来るので、「理解の努力」「伝える努力」をしないことには、勘違いして間違った方向に突っ走りかねません。

一生懸命言われた通りにやってるのにできない。
恐らく、言葉としては同じであっても、感覚としては先生と生徒の間で差異があるのではないでしょうか?
そんな勘違いのままずっとやってしまうと、変な癖がついてしまうかもしれません。
なので私は、自分が「このように理解した」「このように感じた」ということも、なるべく先生にお伝えするように心掛けています。

先生は私がやろうとしていることを、いつも理解しようとして下さっているのが分かるので、凄く安心感があります。
「この部分はどういう風に考えてる?」
「こうしたいのかな?」
等と訊ねて下さるので、ありがたいです。
指導経験豊富な先生なので、大抵のことはお分かりかもしれませんが、決して表面的な所だけ見て決めつける事は、なさらないでしょう。


仕事においても、夫婦間においても、こうした努力によって良好な関係を築けるのではないか?と思います。
しかしながら、相手もまたある程度努力して頂かないと難しいですねショック
「どうしてこんなに説明してるのに、分かってくれないの⁉️」とイライラすることもあります。
夫は言葉足らずで、私はよく分からない事が多く「そのくらい言わなくても察しろ!」と言われます。
何のためにその口はあるんだよ?!伝わるように話せば直ぐ分かるのにさプンプン

余計なことを思い出してしまいました。
失礼m(_ _)m

まぁ、聞く耳持たない相手は、よっぽど重大な話でない限り諦めます。無駄なエネルギーは消費したくない真顔