レッスンでショパンNocturneに集中して仕上げる事になり、暫くNocturneについて書いて行きます。
冒頭部分の考察
以前、1小節目シドレラシソについて、その後の発展した形がペダル無しとなっている為、出だしの部分もクリアに響かせたいのでは?という仮説を立てました。
前回のレッスンで先生に確認し、やはりクリアな響きが求められると分かりました。
「Pだけどハッキリと」と先生は仰いました。
ペダル無しでも、次の音に入る際、離鍵を遅らすと、音色が混ざります。
一つ一つの音をクリアにする為には、混じらないようにすることも必要。それでいて、音の流れは切れてはいけない、と思いました。
ペダリングについて、とても考えさせられる曲です。
ペダルは絵の具を混ぜ合わすイメージがあります。滲ませたり、ぼかしたり、色を変えたり。
そういや、音色って色やんな。
連符部分の弾き方
レッスンにて連符部分の弾き方を教わりました。
左手伴奏は一定のテンポを保ち、右手メロディは歌う様に自由に、緩急を付けて。
右手と左手で合わせる音は絶対に合わせるが、「合わせにいってる」と見えてはいけない。
「自由に歌ってたら自然に合っちゃった!という感じにしてね」と言われました。
後は、連符のメロディの音色にも、変化を出せたら良いな。
22連符の中にスタッカート付いてる所があるので、そこの音色を出したいですが、難しくて同じ音質のまま流れてしまう。
歌として考えた場合の仮説
左手で小節の終わりが5番の指になっています。
次へと繋ぐならば4番で良いように思うけど、敢えて5番ということは、一旦終止のようになるのでは?
これは声楽で考えると、《一度落ち着けて、次の音を丁寧に強調する為のブレス》に当て嵌るのではないか?
という訳で、さり気なくブレスを入れている風に演奏してみることにしました。
ファを丁寧に響かせ、またブレスして、次のフレーズの始まりが分かるように。
以上を意識し、練習に取り組んでおります。
確認の為に動画撮りました。
まだ流れが悪いですね💧
1ページ目だけで、多くの技術、繊細なタッチ、そうする為のコントロールが必要だと感じます。
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