◉リズム感
◉周りとの調和を取る
◉即興で合わせる
これらダンス経験で得たものが、声楽に活かせるなと気付いた。

イタリア歌曲《Lascia ch'io pianga》のレチタティーヴォをちょっと予習しておいてねウインクと、レッスンで言われたが、初見じゃさっぱり分からないガーン

YouTubeで聴いて、耳コピしようと思った時、閃いたひらめき電球
体内で16ビート刻んでいけば、終止符や細かい音入っててもリズム取って行けるかも⁉️
16ビートの1カウント=16分音符になるので。
1日では無理だと思ったのが、2時間程でできた音譜
っと言っても、音取りだけで、イタリア語入るとまだまだ…ゲッソリ

以前、社交ダンス元世界チャンピオンが来日され、ワルツのレクチャーを受けた事があった。
(社交ダンスで言うワルツは、ウィンナワルツではなく、スローワルツのことです)
「カウントを1.2.3ではなく、1&2&3&…と取りましょう」と言っていた。
基本は1.2.3とステップを踏む。その音と音の間、繋ぎの部分・過程の部分を大切にしなさい、という意味だったと思う。
画像に例えば、標準→高画質になり、より鮮明で滑らかになる様に、踊りも細かい表現ができ、音もクリアになるのだ。


声楽の伴奏をされている方から、レチタティーヴォは弾くタイミングが難しいと聞いた。
これも、社交ダンスのテクニックを応用できるかもしれない。

社交ダンスは音楽をメロディーで取らず、リズムを聴いて取る。
だから、パーティーで知らない曲がかかり、どんなステップを入れて来るかさえ分からない初対面の相手と、いきなり組んでも踊れるのだ。
音に合わせる。相手の動きに合わせる。
それを即興で行っている。

男性がリードし、女性がフォローする。
だが、女性もリードすることもある。
ラテン種目では、「私、このポーズもう1小節使うわ!」というのを無言で、動きだけで相手に伝えたりするのである。
(競技等で、周りとぶつかりそうになった時にも、よく使うテク)

だから、歌と伴奏も社交ダンスと同じく、リード&フォローがあると思う。

今まで習った曲は、伴奏にリードされていた。
リズム取りは伴奏に頼っていたし、転調した時の音程も。
レチタティーヴォは殆どが歌だから、自分でしっかりリズムと音取りした上、「さあ、このタイミングですよ」とリードして、伴奏をインヴァイトできたら、良いかもしれない。

難しいけど、面白いおねがい