イタリア歌曲、Nel cor più non mi sentoに入りました。
気持ちや雰囲気の移り変わりをレッスンで学び、自分で更にストーリーを考察。
いつも、「これはどんなシーンだろう?」とイメージします。
歌詞には、台詞だったり、状況描写や心情が描かれていることもあります。
そして音符からは、演出的なものが見えて来ます。このフェルマータでタメを作っているのは、どういう効果で、どういう見せ方なのか?等。
この部分にフェルマータからの装飾音で、更にその終わりを伸ばす。何これ、めっちゃタメてるなかなか結論を言わないのね?じれったい。
「愛は確実に・・・・」
私はcheを三点リーダーにして訳してみました。
分かっているけど、惨めになるから言いたくなくて、少し躊躇っている気持ち。
もしくは、結論を思い切り強調して言いたい。
みたいな?深読みし過ぎかもしれませんね
最後の台詞は感嘆符で終わり。感嘆符だけど、切るような終わり方じゃない。歌い方として、この感嘆符をどの様に表現して終わるのか?先生に聞いてみました。
「はっきりと、強めに押し出すようにして、余韻を残す終わり方にすると良いでしょう」
ということでした。
特にこの曲は、シーンの切り替えが多くて、「愛は私を絶望させる!」という結論のはっきりしたラストで面白いですね