声楽界の登竜門、日本の某声楽コンクール、ま〜これで優秀すれば今後間違いなくプロの道を歩むよね、てコンクールで優勝した某バリトン歌手の話。


ある生徒が質問しました


「どうやったら、高音域にいっても咽喉が締まらず、声が出せるのですか」


そのバリトン歌手の答え


「咽喉って締まるもんなんですか?」


。。。



世の中には一定数、天才は存在しますwww



歌うことは潜在的行為に近い為、身体が目覚めている人からすると、身体が目覚めていない状態(身体の機能からすると不自然な状態)が分からないのです。



言い方を変えると。。。生まれてこの方便秘知らずな人に、どうやったら便秘が治りますか?と聞いても答えられないのと似ているのかもしれません。



そして呼吸法も同じような気がします。



呼吸法開眼とは言うてますが、元々出来ている人には開眼も何もない、もともと出来ているのだからwww

だからこそ、出来ている人に「呼吸法」という言葉は意味をなさないように思います。


しかし、逆に分からない人からすると、一生頭を悩ませる事柄でしょう。



一度「呼吸法」について俯瞰するのも、新たな発見があって面白いかもしれません。



呼吸法開眼・ボイストレーナーkamin

よくある質問に、歌う時は腹式呼吸か胸式呼吸どちらなんですか、と言う質問があります。

腹式呼吸です、と答える人がほとんどではないでしょうか。私も「腹式呼吸」です、と答えます。もちろん中には横隔膜呼吸です、とかもっと小難しく答える人はいそうですが、そういう話はおいといてwww


で、呼吸法を開眼して分かったことがあります!!その「腹式呼吸」と言う言葉に20年間以上完全にやられていましたwww



その記憶を遡っていくと、高校2年生、声楽を習い始めた頃に戻ります。それは決して教えてくれた先生が悪いとかそんな話ではありません。呼吸法を頭で理解しようとしていたことが、大きな問題だったのです。


当時の練習方法は、腹式呼吸とは息を吸ってお腹を膨らませて、背中にも息を入れる感じで膨らんで、ふむふむ、息を出す時はここは凹んで、ここは凹まず、むしろここは膨らんで、ふむふむ、みたいな。

そして、結果的にどうなったかというと身体はガチガチ、不自然な呼吸になり、もっと力を抜けと言われて、でも何の力を抜けばいいのか分からず、でももっとリラックスと言われてそうしたら、なにか少しはよくなった感じ?みたいな。。。


そんな感じを繰り返していましたwww



ちなみに、もう一度言いますが、そのアプローチ法が決して悪いわけではありません。それで伸びる子はいますし、それで伸び悩んだ私みたいな人もいるという話です。


伸びる子はおそらく身体の感のいい子、もともと運動神経が良かったり、スポーツなどをしてよく身体を動かしていた子。そしていい意味で大雑把。


伸び悩む子は、もともと身体を動かすよりは勉強したり頭を使う割合が多かった子。そこそこ神経質な性格。



発声の為の呼吸訓練法はいろいろありますが、大事なことはあくまで結果的にそう動くということ。もし身体の声を聞かずに無理やりそのように動かそうとすると、身体の連動は起きず、結果的に余計ちぐはぐな現象が起きることはよくある話です。


そうなると、呼吸法のことは考えず自由に歌う方がよっぽどいい場合があります。本来の自然な動きは身体のどこかが覚えているはずですから。



何かを目指すと、どうしても「訓練法」に意識が捉われることはよくあります。

ですが、実は最も大事なことは「身体の声を聞く」「自分の身体を感じる」といったことなのです。

その土台あっての「訓練」でなければ、意味をなさないばかりか、害になる場合があることも、肝に銘じておかなければなりません。



何かに夢中になると出てくる情熱はとても大切なことですが、「もっと繊細な何か」にも同じぐらい大事なことが隠れています。そんなことを知っておくと、スランプに陥った時の鍵になるかもしれませんね。



呼吸法開眼・ボイストレーナーkamin

人気上昇中の某ボイストレーニング教室で人気講師をしている友人との話。


世の中の人はとにかくキャッチーな言葉が好きだよねって話で盛り上がりました。


ハイトーンがすぐ出せるとか、これがミックスボイスだ、とか秒で腹式呼吸が出来るとか。。。www


YouTubeが流行り、一般の人たちにもボイストレーニングが浸透し始め、この業界の盛り上がりをみていると、喜ぶべきことなんだろうな〜と。


が。。。本気で声の生業を目指している人には言います!キャッチな言葉に煽られるのはやめましょう。すぐに〜みたいな、そんな都合のいい話はありませんよ。。。とその講師も言っていましたwww


値段が高いから、生徒がたくさんいるから、有名だからでいい先生とは限りません。

YouTubeの再生回数が多い=いい指導者だとは限りません。もちろんその先生にビジネスセンスがあるのは間違いないと思いますが。


もしあなたが将来に声の生業を考えるのであれば、ボイストレーナーは一生を左右する大事な存在です。

だからこそ、よく考えて下さい。


お勧めの先生探しとしては、知り合いにその分野で専門的に活動している人、詳しい人がいるならその人に直接紹介して貰う方が確実でしょう。


大きな教室に所属している、大きく宣伝されている、誰にでも入りやすい門戸が開かれている場合などは、仲介手数料が大きい為に、レッスン料が高かったり、個人の指導力もいろいろな場合がある様に思います。


趣味でボイストレーニングをしたい、お金はたくさん使える、とにかく楽しく習いたい。。。etc

そういう場合はそういったところに行くのがいいと思います。


ただ、声を生業と考えていくなら、ボイストレーニングは一生付き合っていくものだと思っていて下さい。

夢を目指していると若い頃は情熱があっても、お金がなかなかないこともよくあると思います。1回、2回は支払えてもその後続けられないとなると、何かを1つでも修得するのは難しいでしょう。


世の中は見渡すと専門性が高い人ほど、ビジネスには疎い人も多く、一般的には表に出てない人もたくさんおられます。

もちろん、その世界の人からすると、知る人ぞ知るみたいな人はたくさんおられますし、実力のある先生はレッスン代が高かったりする場合が多いのも事実ではありますが。。。



とにかく、自分に合った先生を見つけるというのは、声のプロを目指す上で非常に大事な第一歩です!

そして、また成長と共に合う先生が変わることもありますし、常に一緒に歩み続ける場合もあります。



今日はそんなざっくばらんな内容の、初心者編でしたwww



呼吸法開眼・ボイストレーナーkamin