「うたうこと」フレデリック・フースラー/イヴォンヌ・ロッド・マーリング著、須永義雄/大熊文子訳、という書籍をご存知でしょうか?
この書籍は発声を極めたいと思う人が一度は通る本ではないでしょうか。
そして間違いなく名著です!!
が。。。勘違いしている人が多いはず。
これを読んだら発声がうまくなると思っている人がいるのです。そう、私がそうでした。。。www
一時期この大きな専門書を鞄にいれ、バイブルのように持ち運び、隙間時間に読み込みました。
そして何が起きたか。。。
歌に関する筋肉の名称や声の原理など、知識が増えました!!
でも歌はうまくなりませんでした。。。
なぜか!?
実はこの本にはあまり知られていない話があります。
フースラー教授(著作者)の弟子は毎日短時間の発声レッスンを受けていたようなのですが、レッスン中は何の目的かを理解せず、ひたすらレッスンに打ち込んだそうです。
そして、やがて成長し一人前の歌手として認められた時、この本を手渡されたそうなのです。
そうなのです、実は知識が先ではなく身体が分かった状態になって、そのあと知識が入ってくるといった形だったようです。
知識を入れることは悪いことではありません。むしろ武器になることは多いものです。しかし。。。感覚よりも頭が先に動き出すと、身体が動かなくなってしまうことはよくあることなのです。
今していることは頭が先行していることなのか、身体をつかっているのか、度々チェックすることをお勧めします。
呼吸法開眼・ボイストレーナーkamin