・・・ていうのはね、オペラの中で、特にイタリアオペラが原産なんだけど、
音程つきでしゃべるみたいな感じの音楽様式のことさ。
この「レチタティーヴォ」と、「アリア」や「重唱」が、
交互に並ぶ、というのが18世紀を中心としたオペラの基本形式なわけ。
ここで内情をバラスと、
日本の声楽教育では、レチタティーヴォは軽視されている。
たとえば、「アリア試験」はあっても、「レチタティーヴォ試験」は存在しないし。
(これは日本だけ、というわけではないか。)
役柄のオーディションでも、(音楽的には)アリアのみで判断することも多いし。
(これはまずいよ。)
ワシ的には、たとえば「コシ・ファン・トウッテ」のデスピーナなら、
登場のレチタティーヴォをぜひオーディションで聴きたい。
(これでキャラクター表出能力を発揮してもらいたい。いわゆる「つかみ」だ。)
アリアは2曲あるけど、片方聴けば充分でしょ。
そういうレチタテーヴォについての、
基礎知識を、ワシは非常に運のいいことに、
優秀な人達から叩き込まれた。
ワシ自身がうまい、と自慢しとるわけではないよ。
(と、予防線を張っておく。)
ただ、歌唱に必要な知識というものがあるよ、
といっているのだ。
このブログを読んでくれている
数少ない読者のうちの、
そのまた数少ない、オペラ歌手志望者よ!
目覚めるのだ。