椿姫② ネトレプコ&ヴィラゾン@ザルツブルグ音楽祭
ネトレプコ&ヴィラゾンの椿姫@ザルツブルグ音楽祭つづき。演出がなぜ「最高」なのかの話です(笑)まず、椿姫の世界や時代を追求すると、一幕のヴィオレッタのサロンのシーンはこんな感じになるわけですが。それが、この演出ではピンクのドレスとソファー、女声までもが全員ブラックスーツでヴィオレッタを崇める図になっています笑。1つ目は正確に・リアルに脚本に描かれる場面を再現することで、観客に状況を理解させる演出方法。おそらく「正しい」のは1枚目のほうですよね。2つ目は、そのキャラクターや状況を最も端的に示す演出方法。いまでいうところの高級キャバ嬢みたいなものですから。キャラクターが伝わるという意味では後者は一目瞭然ですこのソファーやドレスのほかにも ヴィオレッタの病気の象徴になっているセリフのないおじさん 寿命を象徴する時計 田舎での幸せな生活の象徴の花柄のソファーカバーなどなど。ほかにも記号的要素が多用され、セリフがなくても「伝わる」舞台が作られていますくるくる回る寿命の時計の針を、抑えて歌うヴィオレッタが切ないこちら人気の定番演出になっているので、ヨンチェバ嬢やダムラウ女史バージョンもあります。ダムラウ女史は神うまですし、ヨンチェバ嬢もいいんですけども・・・・椿姫はやはりネトレプコですよというわけで・・・【おすすめ度】 星いつつです! ばばん 何度見ても泣けるので円盤も買ってしまいましょうヴェルディ:歌劇《椿姫》 [DVD]Amazon(アマゾン)1,680〜4,190円【歌手】 とにかくネトレプコの最盛期、永久保存【演出】 神 オペラに親しみがなくても、きっと最後まで息もつかずに見ることができます。