今日のレッスンで、新曲に入りました。「愛の妙薬」のドゥルカマーラとの二重唱です。
早口言葉が多くて、目が回るけど、舌は回らん! という曲です。
オペラ研修所の課題曲なので、前期に耳でメロディーは覚えていたが。
イタリア語の歌詞を入れると、これ、覚えられるのか? って感じです。
でも、やはり新曲は嬉しいものですね。
ここ何回かで、大分わかって来た「清教徒」の「あなたの優しい声が」
は、やはりベッリーニの旋律が、哀しいけど心に沁みるのです!
後半のカデンツアが、まだまだです。
この曲は来年の2月に二回歌います!
先週の土曜日に、弦楽四重奏による、「ドンジョバンニ」という珍しいオペラを観てきました。
会場もコンパクトで、アリア、重唱がメインでしたが、ドンジョバンニとレッボロのお二人が
声の圧といい、演技と言い、素晴らしくて、舞台を、物語を引っ張っていました。
女性陣も、アンナ、エルビラ、ゼルリーナとキャラが際立っていて、
特に、今回通して観て、私はエルビラが一番人間臭くて好きだし、歌うのも感情移入できそうに思えた。声質も歌唱力もないので、私には無理としても。
そして、ドンジョバンニも、ドンフアンを体現した架空の人物としては
面白かった!
「カタログの歌」などはふざけているし、結婚を控えた村娘を狙い、
「おまえの人生を変えてやろう」などど、とんでもない野郎だが、
ストーリーとしては、こういう悪役がいた方が面白いのである。
色男がだんだん、滑稽に思えてくるのも、従者の方が賢く見えてくるのも、不思議だ。
愛妙の薬屋もそうだが、当時の台本作家は、誇張した人物、戯画化された人物
を設定することで、ユーモアを狙っていたのだろうか。
今回は演出も、間のセリフの部分がユーモラスに出来ていて、
殺人や人でなしを扱ったオペラのわりには、楽しめたと思う。
モーツアルトの音楽は、死の気配があったにしても。
大ホールでなくても、レクチャーオペラなどをマジカに見るのも、とても勉強になると思った。