僕は、覚醒剤取締法違反で逮捕された元教員です。











今の時期が一番暑いなんてよくいわれますが、

毎日外作業で真っ黒になっています。

今月はお盆休みがあるので連休となり、そのせいで土曜は毎週出勤で悲鳴をあげそうです…








年間休日95日。

少ないですよね。

労基的に大丈夫なのか?と思いつつ、調べたことはありません。


調べるより働く。

賢い方法だとは思いませんが、世の中には「知らぬが仏」という言葉がある通り

あまり詮索しすぎないほうがいいこともたくさんあるような気が近頃しています。









この前、塾の担当の子がリストカットをしました。


塾内でしたのか、塾に行く前にしたのかよくわかりません。








いきなり泣き出したので何事かと思ったけど、周りの子が動揺してはいけないので

「お茶を飲んで涙を拭いて落ち着いたら続きを頑張ろう」と声をかけてから、別の子の指導にあたりました。










異性の生徒への関わりって難しいですよね。


やっぱり中学生女子は難しい。


抱えているものはいっぱいあるけど、それを周りにわかってほしい、気づいてほしい。

…そういう心の葛藤があるのだと思います。









人の心に土足で踏み込まない…

これは僕が心がけているやり方であり、

正しいと信じていることです。







人間関係が密になると、公私混同してしまうのが人間の性なのかな?と思います。


女性脳と男性脳は構造的に違っているようなので、わかろうとしてもわからないところがあるし、

必要以上に知らなくてもいいことはたくさんあるように思えた出来事でした。







何でも知ろうとするのが、以前の僕のやり方であり、それが生徒指導のやり方だと思っていました。


ただ、塾にはそんな役割もなければ意味もありません。







個々人の学習意欲を上げる、最短経路で点数につなげる、教科の特性を捉え、ポイントを押さえる…

それだけでいいのです。









だから、その子に何が起こっているのか気になって仕方ありませんが、深入りはしません。









塾はほとんどが学生のバイトです。


生徒と年齢が近い分、深い話をせずとも子どもとの関係を築けるように思います。


僕はもう自他共に認めるおじさんなので、やはり意識しないといけないことがたくさんあります。









ただ、やりがいは感じています。


一人一人を尊重することは、無関心を装うことでもあります。









なかなか難しいですが、

人のことを過剰に気にするのは

他者から僕自身どう評価されているのか気になって仕方ないという、超絶面倒臭い性格のおじさんだからです。


だから、ある程度放っておけばいいし、放っておいても人間そんなに簡単には死なないのです。










その人はその人の人生だから…ぐらいに、

切り離して考え、

相手のことをコントロールできるんだというような悪いクセからいい加減解き放たれたいです。