僕は覚醒剤取締法違反で逮捕された、元教員です。
今朝は感謝について書きます。
僕は、これまでの人生、あんまり人に感謝してこなかった。
「ありがとう」とは口先でいうものの、その本質を見ようとしなかった。
自分の人生は自分で切り開いていくしかないと思っていたから。
この考えは疲れている時ほど、いまだに捨てられなくなりますが、
だけど、前よりは相手に身を委ねてみようと思えるようになったかな?と思います。
だから、最近は人の一言に腹を立ててブツブツ文句を言ったり妬んだりせずに済んでいる。
そもそも、レジに並ぶことすらイライラして毎日を生き急いでいた自分。
今でも、じっとしているのは苦手だけど、
なんでもすぐに答えを出さずに頭を冷やして考える…というのも大切かなと思えるようになってきた。
最近は、彼氏にも相談するし、上司にもし自分の考えを否定されてもまぁ世界のどこかに理解してくれる人がいるだろうからいいや、なんて思えることも増えた。
何より、自分が今ここにいられるのは、自分自身の力ではないということを知った。
そんなことを振り返るのは、今日は誕生日だからだ。
誕生日が特別だ、なんて小学生の頃のようにはしゃぐことはない。
歳を取るのは仕方ない。
もう戻れないのだから。
だけど、今こうやってまた一つ歳を重ねて、
今日を迎えられたことは
当たり前のことではない。
何度も命を投げ出そうと考えたけど、やっぱりしがみついている自分。
痛いのも怖いのも嫌だ。
あれこれ言っているけど、やっぱり生きたいのだろう。
今自分は大切にされていることを実感している。
誰もがそう恵まれているわけではない。
寿命でいうところのまだ人生の折り返し地点までも、達していない。
大切に想ってくれる人のために、
今日という日を迎えられて幸せだ。
感謝!