歌劇〈ドン・パスクワーレ〉の音楽稽古が始まりました🎵
パスクワーレ"岡野守"が無事帰国🇮🇹🛩️🇯🇵
対する新世代陣営
首謀者マラテスタ👨🏻🎓"小野寺光"
その親友エルネスト🕺🏻"井出司"
その恋人ノリーナ💃🏻"中井奈穂"
計4名が揃って音楽稽古をしました‼️
※熱中した稽古だった為に良い写真が撮れませんでした🙇🏻♂️
そして、喜劇に挑戦できる実力派のキャストが揃いました✨バランス最高⚖️音楽を聴くだけで、既に胸が弾んでおります🐇
正直、我々日本人にとって喜劇を行うのは容易ではありません🙅🏻♂️例えば風刺的な表現、その理解の為にはプロダクション内で共通認識を持たねばならないのです💐
前回レビューを投稿した
〈お宝ドンドン大作戦!〉
〈二人の主人を一度に持つと〉
その他に
吉田鋼太郎演出シェイクスピア演劇
〈ハムレット〉
を鑑賞しました✨英語→日本語、言葉の垣根を超えた素晴らしい公演でした😌その背景には"台詞の意図を探る研究家"の存在が大きいと思います👨🏻🏫
ではオペラの場合はどうなのでしょう?当団体ノヴェッラは演出家の古川が字幕を兼任しております。結果、言葉の意図と演出が同じ方向を向いております。
海外演出家を招聘された公演はおそらく翻訳家が別にいらっしゃることでしょう。結果、再演も含め、私には足並みを揃えるのが容易でないように思えます。
オペラを愛していることを大前提としてお話ししますが…
最近はオペラ作品自体を直接鑑賞するより、それに関係する戯曲や絵画、歴史、または現代ドラマに触れたほうが良き学びになっています。
例えば先日鑑賞した
ゴルドーニ作
〈二人の主人を一度に持つと〉
では女中の"ズメラルディーナ"がこんなことを話しております。
要約
「男性は不倫したがる。女性たちが批判しても男性たちは聞こうとしない。何故その様なことがまかり通るのか。それは【法律を作ったのが男性だからだ】。もし男女の立場が逆だったとしても同じことが起きるだろう。」
昨今、"朝ドラ"、"大河ドラマ"やアニメなどで、男性がつくった社会に立ち向かう女性主人公が大流行していますが、今から3世紀も前に"カルロ・ゴルドーニ(1707〜1793)"が【女性の権利】について訴えていたのです!しかも"喜劇"で!!
〈ストックキャラクター系譜〉
"コロンビーナ"(即興劇)
↓
"ズメラルディーナ"(戯曲)
↓
"ノリーナ"(歌劇"ドン・パスクワーレ")
と考えると…歌劇〈ドン・パスクワーレ〉はただただ老人を懲らしめる作品ではないのが、伝わったかと思います😌
やはり古典作品に魅力を感じます💓
ハムレットも良かったなぁ🥰(ミーハー)
歌劇〈ドン・パスクワーレ〉
残りチケット
【約80枚】
となっております☺️
是非是非ご観劇をご予定下さい😌
宜しくお願い申し上げます。
演出家・古川寛泰