初めての試みでしたが、参加者のご協力の下、充実したオペラ研究会になりました✨参加者および視聴者の皆様に心より感謝申し上げます😌
アーカイブとして残し、いつでもご覧できますので、特に悩んでいる方、もっとオペラを知りたい方は是非ご視聴ください💻※演出家による資料もございます(¥500)詳しくはコメント欄に
【PART1】
【PART2】
※当日Youtubeがクラッシュを起こしてしまい、別アングルの動画となります。
【演出家の感想】
オペラは「歌いながら演じ、演じながら歌う」なのだと再認識しました。それは技術ではなく、関係するすべてが連携すること。シーンに沿った表現をすれば自ずと良い声が出る。旋律はその感情に寄り添って書かれているのだから。
演劇メソッドのジャック・ルコック氏はまず感情ではなく、その感情が自然に湧いてくる身体・姿勢からつくると言いました。
言葉、状況、環境のルール、ヒエラルキー、感情etcの理解が必要なオペラの場合、歌と演技どちらが先か?私は同時であるべきと考えます。※姿勢に関してはルコックと同意見。歌唱と姿勢が伴っていないと違和感でしかありませんから。
予定外の演技込みで演奏した曲があり、その時に試したルコックメソッド〈7レベルテンション〉に手応えを感じました。
テンションを7段階に分けて己の役がどこに当てはまるかを話し合いました。理想は演者が思うだけではなく、観客も演者がどのレベルのテンションか分かることです。
例)朝の行動
1カタトニック(脱力)
起きた。ベッドからでたくないな
2カリフォルニアン(バカンス)
仕方ない起きるか〜。
3エコノミック/ニュートラル(機能的)
★普段のテンション 朝食でも食べるか
4キュリオス(好奇心)
お!大谷、今日も打ったな⚾️
5メロドラマ(興奮)
あれ?時計止まってない?
6パッション(情熱)
やばい‼️バスの時間が🚌
7トラジディ(悲劇)
…間に合わなかった
重唱や多人数が出るシーンではこのテンションの対比が必要なのです。
演劇も歌劇も人生も全て対話です。
人に対しても
音楽に対しても
空間に対しても
観客に対しても
すべて対話、リアクションがあって初めてお芝居・物事が成立します。
つまり、このオペラ研究会も同様です。皆さん、興味を持ってくださり有難う御座います😌来月からは聴講は有料(¥500)となりますが、もし興味を持たれた方は聴講、そしてオペラ研究会で共に学んで行きましょう🤝
次回は
5月21日(水)14時開始