こんにちは
↑
お久しぶりです
「パリジェンヌが愛用しているような…」をコンセプトにhandmadejewelryshopを運営している、OpenyourAppetite!Parisデザイナーのワダトモエです♡
2017/11/20〜11/27までパリ出張WS&インスピレーションの旅に出ていました😊
〜パリ2日目です〜
お花屋さん✨
日本でも、パリでも、お花を見ると癒されます
お花のボリュームと言うか、品揃えがとても良かっです
色合いも可愛いですね
次の日ホテルの移動日だったので購入は見送りました
ザ☆ブロカント(蚤の市)
この中から、自分好みの逸品を探すのはわくわくしますが、至難の技です
レトロな絵本達
沢山の物に触れて、
目で見て、
店主さんとお話しして、
楽しいひと時でした
蚤の市のvintageアクセサリーのディスプレーも可愛くて、
脳裏に焼き付けました
手にとって、自分の目で見て感じた事は時が経っても忘れない、
大切な自分の経験になります
↑
マルシェもありました
この机可愛い
さて、
1度ホテルに帰り、
ゆっくりと過ごしました
その後、パリでWS(ワークショップ)を開催するギャラリーに下見&打ち合わせの為に1人でお出かけしました
ホテルから徒歩15分位の、オペラ座すぐ日本人街にある
Discover JAPANさんです
パリ在住の友人Maiちゃんが素敵なチラシを作ってくれましたイラストも手描き風でとってもキュート
彼女はパリでデザイナーとして活動する為に只今準備中です
翻訳も手直しをしてくれて、ありがたいです
写真はRyophotographerさんに撮って頂いたものです
Maiちゃんと打ち合わせ後、社長さんへご挨拶しました
シュッとした、スーツを着こなすお洒落なムッシューでした
社長さんへ今回の御礼をお伝えすると、
別店舗も案内して頂けるとの事
お忙しい中、お言葉に甘えて別店舗の
『maison WA』を案内して頂きました
日本の伝統工芸をパリで紹介するギャラリーです
トラディショナルなものは勿論、現代風にアレンジしたものも沢山ありました。
漆をガラスに塗った美しい屏風のようなパーテーションから、平仮名アクセサリー、布ナプキンまで!
多岐に渡る日本の良いもの、
伝統工芸を活かしたプロダクトの紹介がされていました
お店は手前と奥で分かれていて、
手前が『maison WA』で、奥には青山に本部がある伝統工芸センターのパリ支部がありました
社長自ら全て1からプロデュースした店舗、
構想、
パリで仕事を作り2店舗経営されている事、
そして、その活動が政府の目に留まり、
経済産業省と一緒にお仕事をされている事、
一緒に見学をしながら沢山の事を教えて下さいました
私はそのプロデュース力と、
行動力、
発想全てに、
只々「凄い」しか、言葉が出ませんでした。
←ボキャブラリーの少なさが露呈しますが
パリに行くと思うのです、
思ったよりハードルが高いなと
おパリの、
おフランスですから、
何もかも簡単には行かないのです。
その後、社長さんがお茶でもと言って下さったので、
オペラ座界隈ではとっても有名なakiさんへ
エクレアとカフェオレをご馳走になりました
↑
『aki』さんは、パリに日本独特の柔らかい、ふわふわのパンを持ち込んだ有名店です(メロンパン、あんぱん、コッペパン等)
パリでは、デニッシュ生地やクロワッサン、パンヲショコラ以外柔らかなふわふわのパンはほぼ売っていません。
新しかったのですね、日本人は勿論parisienにも大人気のパティスリーです
そこで思うのです、
「パリにふわふわのパンは無い。パリで馴染みのある堅いパンを作って売ろう」
と、思うか、
「パリにふわふわのパンは無い。パリで馴染みは無いけど、ふわふわのパンを作って売ろう」
と、考えるか。
どちらかが、正解という事では無いです。
ただ、ふわふわのパンが無いから作ろう!
と、賭けに出る事っは中々の思い切りだと思うのです。
一か八かですよね、
初期投資も要るし、
先程も申し上げたように、
ハードルが高いパリで成功を収めているお店を見ると、
その裏にある並々ならぬ努力を考え、
やっぱり「凄いなあ」
と、思うのです
社長さんとのお話の中で、
私がパリで仕事をしたい理由、
TOHOビーズ株式会社さんのビーズを使う理由、
2月にパリで飛び込み営業をした事(散々な結果だったこと笑)、
等お話しました
すると社長さんはお話してくれたのです、
「パリで日本のものを売るのは簡単では無い。」と、言うこと。
皆様の中には、
パリは日本ブームだし、
日本人も多いので、
簡単に成功するのでは無いか?
と、考えている方も多いかもしれません。
それは全くの夢物語です。
展示会に物を出すことは簡単にできるかもしれません、
ではその後のサポートはどうするのでしょうか?
書類作成、
相手とのやりとり、
受注のメール、
関税、
輸送、
そこまで考えているのでしょうか?
本当はそうゆう細かい事が一番大変なのです。
そして、
それが大変だという事はいつどこで誰が教えてくれるのでしょうか。
それは自分が実際体験し無いとわから無い事なのです。
何事も経験です。
社長さんが色々教えて下さったのは、
恐らく私がパリ市場の厳しさを、鞄ひとつの飛び込み営業で自ら感じたからこそかなと思います。
ワークショップのアトリエを決めるにも他のアトリエにアタックを続け困難なやり取りがありましたしね
NONと言われる事は当たり前なのです。
(凹む事もたくさんありますが、いちいちそんな事気にしていたらパリでのビジネスは難しいです)
そもそも、パリでは展示会文化なのでまず展示会に出無くてはいけないこと。
そんな事も、誰も教えてくれ無いですから
でも、私自身は知ら無くて良かったです。
パリで飛び込み営業なんて、中々出来る経験ではないですからね
私自身はプロデュース等を全部自分でやりたかったので、
ひたすら手探りで、
自分で道を探して、
考えて進んでいきました。
それも全て自分の糧になるのです
回り道かも知れませんが、やり方は人それぞれです、
自分に合ったやり方を見つければいいのです。
正解はありません。
このほかにも沢山のお話をお聞きする事ができました
後は企業秘密です
また近いうちに、パリでのポップアップショップの展開を考えています
因みに、パリで展開をする場合
その土地のプロのコーディーネーターさんに頼む方法も有りますが、
その方の力量には差がかなりあります。
それこそ、
パリでの成功を約束するかのように、甘い言葉を囁いて高額のコーディネート料を請求する人もいるようです
コーディネーターさん選びは至難の技です。
それも飛び込んでみないとわからない事なので、勉強料だと思って支払うのもありかもしれないですね。
何もしないで、無理だといつまでも嘆くより、
まずやってみて、
失敗してやり直した方が遥かに時間の有効利用だと思います。
迷ってる間に2.3回失敗して、経験を積み、
成功できます
さてさて。
私は、TOHOビーズ株式会社さんのビーズを使ってブレスレットを作成しています
(先日直談判して、公式アンバサダーに任命して頂きました)
TOHOビーズ株式会社さんのビーズはMADE IN HIROSHIMAで熟練した職人さんが一粒一粒魂を込めて作っています。
上質で美しい輝きの日本製のビーズをパリでも広めたいと思い、
今回のワークショップを開催しました。
社長さんにお伝えすると、
「私は、今後少子化等に伴い無くなっていくであろう、日本の伝統工芸を少しでも世界に広めたい。日本の政府は中々そこまで手が回ら無い。誰もし無いから、やり始めたんだよ」
と、話して下さいました。
実際TOHOビーズ株式会社さんの常務さんからも、職人さんの高齢化のお話をお聞きしていた所でした。
意見や方向性が同じ様で、
これからも是非一緒にお仕事をさせていただきたいと思いました
一筋縄ではいかない、
日本とパリを繋ぐビジネス。
沢山のご苦労と、
その先にある達成感や希望をお聞きでしました。
貴重な時間を使って、
貴重なお話を沢山お聞きできて良かったです。
本当はもっとお話したかったですが
20時になり、Maiちゃんがお仕事終わりになったので2人で近くのカフェへ
サクッと一杯だけ
↑今回のパリでは斜め掛けバッグよりもエコバッグが大活躍でした
遅くまで開いているモノプリでフルーツジュースを買い、ふと外に出るとこの建物
圧巻
ホテルの隣のレストラン
歴史ある建物とネオンサインのコントラストが可愛い
クリーム色とネオンカラーの組み合わせも可愛いなぁと、
ここでも仕事で使う色の事が気になりました
とっても充実して、興奮した1日でした
2015年6月13日.私の30歳のお誕生日の次の日に立ち上げたOpenyourAppetite!PARIS、
その2年後
2017年11月にパリに進出してるなんて考えもできなかった事です。
えいっと、
始めたオンラインショップ、
勉強しながら手探りで育てていったブランド、
そして今、
パリで活躍されている社長さんとビジネスのお話が出来ること、
信じられない位貴重な体験をしているな、
と時々思います。
夢は大きく、
そして、行動する事
今後少しずつではありますが
パリでのお仕事を増やしていきたいです
迷ってる皆様、
まず一歩を踏み出してみて下さいね。