大きいほうは「3 弥勒、如来」さま。
この世界に現れたのは
それぞれ理由があってのことです。
生まれるべくして生まれ、
起きるべくして起きます。
そこに「自我」をさしはさむことで
調和が崩れ、あなたの問題が生じるのです。
小さいほうは「15 雨、上がる」
上がらない雨は無い。
晴れ渡る日の、前の出来事。
それがわかれば、雨もまた恵みとなり
雨音は優しい奏に変わります。
何一つ過不足はなく
心はいつも満ち足りています。
ただ、気づかないだけのこと。
2つ合わせると
闇を嫌っても、
壊したり取り除いたり
追い払ったりすることはできませんね。
けれども
光を当てた瞬間、闇はおのずと消えていきます。
そうだったのかと腑に落ちると言う光です。
あなたは
光を灯すだけでいいのです。
道のあることを知っているから迷います。
迷い迷い、歩いて良いのです。
道はできます。
雨は上がります。
光を灯すだけでいい。そういえば「暗い暗いと嘆くより、自ら、明かりをつけましょう」という標語がありました。何もかもを周りのせい、人のせいにして、自分の非を認めたくない、本当は解っているのに、認めるのが怖い、きっとそれをやっているうちは、いつまで経っても楽にならないし、心から明るくなることは出来ないのかもしれません。辛くても苦しくても、自分で選んできた人生で、超えられる自分を知っているからこそ、自ら選んだ体験だと腑に落ちた時、心から優しい笑顔になって自然と明かりが灯るのかもしれません。自ら明かりをつけられる人になりたいと思います。