大きい方は「2 蓮華印」
蓮華の中心を「ハチス」と言います。
宇宙の中心であり、現象の世界は
そこから八方に広がって展開していきます。
言い換えると
ハチスは今という一点です。
ここに過去も未来も集約されます。
小さい方は「22 水の神殿」
あなたの身体は
神仏からお借りした神殿です。
感謝と慰労を忘れないようにして下さい。
手を合わせれば、
感じるものが確かにあります。
2つ合わせると
あなたは今、ハチスに座っています。
過去をここに繋ぎ、
未来をここから見渡す位置にいます。
あなたは常に「今」にいます。
今には時がなく
今は、失うものを持ちません。
あなたのいのちが未来を創ります。
あなたのいのちが今、どう生かされるか?
そこにこそ、未来があります。
今を生きることは、未来を生きることです。
「今」という一点に集中して、内神様のお社である「身体」を大切にしましょう。それこそが、過去を活かして、未来を明るくすることですよと。過去を嘆かず、未来を憂わず、「今ここ」を生きる。この意味が、最近になって漸く本当に肚に落ちてきた気がします。不安になったり、イライラしたり、常に心が定まらなくて人様の機嫌や周りの反応が気になり、振り回される。そのために嗜好品に走って暴飲暴食して依存する。深酒の酩酊状態はその時は忘れられるかもしれないけれど、酔いが醒めたら、問題そのものは全く解決にはなっていないし、身体は痛めつけられてどんどん健康が損なわれてしまいます。砂糖依存も同じくです。身体を大切にしないということは、自分の中に住んでいる神様のお社を汚して壊しているということに等しいんだと最近気付きました。能登の震災で倒壊した家屋のようなことを、自分がやっている。他人様の反応を優先して、自分は二の次で身体を壊すというのは、こういうことだと思います。身体を自分のものだと思うから、めちゃくちゃが出来たりしますが、それがもし他人様だったら、こんな扱いが出来るだろうか?そうやって考えると「真の自分を生きる」ことは、自分自身を1番大切にすることであり、それが出来ると、身体が整い、自然に心も潤い、満たされる。何も心配はないと穏やかな心になれる。そういうことなのかもしれないなと感じます。