大きい方は「7 吉兆」
自分のことだけを見ていると
きっと景色は退屈なものでしょう。
豊かなのは「あなたを含んだ」
この世界だと気付いて下さい。
小さい方は「4 千手観音」さま。
ひとりとして見放すことなく
衆生すべてを漏らさず救済すると
誓願を立てられた
慈悲と力の広大さを表しています。
一切は仏の手の内に。
もう大丈夫です。
愛と安らぎに導かれます。
2つ合わせると
おお、ここによみがえる
「いま」というときに
また巡りあいて
なんども死んでは
なんども生きて
再度再度のいのちの世界。
世界は過ぎゆくものたちでできています。
辛くていいのです。
心残りもありますが
明日吹く風に
別れを告げるわけではないのです。
今の肉体の人生を終えたら、また新たな肉体として生まれ変わり、何度も何度も魂は学びを重ねるのだそうです。だから、若いのに大人みたいな人もいれば、歳を重ねても子供っぽい人もいます。何度も生まれ変われば良いかと言えば、魂レベルの高い方は、短期間に人生の修行を終えていくので短命なのだとか。でもどの高さを目指すのかは自分で選んで生まれてくるのだそうです。生まれた時点で記憶から抹消されるので、覚えてはいないのだけれど、例えば何度も夢に出てくる景色とか、初めての場所なのに何故か懐かしいとか、それは過去生の記憶だということのようです。家族や気の合う友達なども前世でも何かしらご縁のあった方という事も少なくないようです。そう思うとどんな方とも何かしらご縁があってもおかしくないということになり、人類みな兄弟みたいな発想になっていきます。決して自分は1人ではないし、関わるご縁はすべて自分の内側の反映なのだと。千手観音さまは衆生すべて漏らさず救済されるのだと。正義や白黒ジャッジやコントロールを手放して「それぞれの人生」をありのままに受け入れて自己責任で生きることを見守って下さる観音さま。過去を悔やまず未来を憂わず、ただただ今を生きることに素直になりたいと思います。