大きい方は「2 蓮華印」
蓮華の中心をハチスと言います。
宇宙の中心であり、
現象の世界は、そこから
八方に広がって展開していきます。
ここに過去も未来も集約されます。
小さい方は「8 和顔」
良きものは良き雰囲気から生まれます。
微笑みは仏の道。
人間のあたたかさ、優しさが
「和顔」を通して、相手の心に届きます。
あなたとあなたが接する人たちに
幸せを運んでくれます。
2つ合わせると
あなたは「いま」にいます。
過去や未来に行くのは彷徨う心。
「今」には時がなく
今は失うものを持ちません。
誰かを貶めるときは
自分も又貶めている。
誰かを憎む時は
自分への嫌悪が起きる。
心の世界では
誰か、などいないということです。
過去を全肯定して未来を豊かにするのも、イマココですよと。良きものは良き雰囲氣から生まれるから
いつも和顔でいましょうと。お釈迦さまに悪口雑言吐くものに向かって「贈り物をもらった時に受け取らなかったそれは誰のものかね?」と問われます。「贈った者の物に決まっているではないか!」と言い返すと「そのとおり。私はいまの罵倒の全てを受け取らないから、あなたのものですよ」と返されたと言われます。自分でも気付いていない事を、耳の痛い言葉で気付かせて下さる場合もあります。そんな場合は謙虚に受け止めてみる素直さも大切ですが、好意を捻じ曲げて解釈されていたり、妬み嫉みからくる誹謗中傷は、受け取らずにそっとお返しすることも必要です。その場合は低い波動に巻き込まれることのないように、できるだけ美しくラッピングしてエレガントに。言葉には魂が宿るので「言霊」を清々しく美しくしておく事は、自分自身を護ってくれるベールになるように思います。