大きい方は「28 宝珠観音」さま。

自分を「価値」によって
判断しようとすると

染み付いた物質的な物差しとなり
結局は自己否定に陥ってしまいます。

あなたが
いてくれるだけで嬉しい、楽しい。

互いがそういう生き方を目指す時です。

小さい方は「32 天奏楽 花びら」

あなたという菩薩が誕生したことを
天界では喜んでいます。

あなたは
全てを超えていきました。

あらゆるものを糧として
新しく生まれ出たのです。

苦は喜びに変わり
塵は祝福の花となって降り注がれています。

2つ合せると

残念なことに、
価値基準というものが
子供の頃からついてまわりました。

点数です。なにができるか。
評価です。どれだけ上手くできるか。

大人になっても続きます。

部長になった、成果をあげた、
年収がアップした。

それは「よい人間」とは無縁です。

心から楽しみ、
生きていることを心から喜ぶ。

朗らかに、のびやかに、
いのちの情熱が向かう方向へと。

それこそが「実在」「わたし」と言いましょう。

全てを乗り越えてきた今は、評価を気にせず「ありのまま」をのびのびと楽しみなさいと。「菩薩」として生まれ直したことを天界はすごく喜んでいるのだから、思惑して価値判断に戻るのはやめなさいと。地の時代の価値観にしがみついている人達からみると、自由にのびのびとやりたいことをやっているのに、とても幸せそうな人達は癪に障り、嫌味や悪口を言ったり、陰口をたたいてストレス発散をしたり。妬み嫉みが発する毒ガスは、何よりも自分自身を傷めるのだそうです。人と比べる程、無駄な感情はありません。一人一人皆んな違う役割りがあるのですから、そんな時は窓を開けて、空気を入れ替え、さっぱりと顔を洗って、瞑想をする。美しい自然の中で過ごすのも心が安らかになるようです。まぁいいかーとのんびりすることを自分に許可して思い切って休むことも大切なように思います。